【Hello!とうけい】vol.292 人生100年時代到来? 健康で長生きしましょう!
「健康で長生きしたい」は、多くの人の願いと思われますが、現在、100歳以上の高齢者はどれくらい
の人数がいて、その数はどのように推移しているのでしょうか。
9月15日は老人福祉法で「老人の日」と定められており、この日に合わせて厚生労働省が実施している
調査から、男女を合わせた100歳以上の高齢者数及び人口10万人当たり100歳以上の高齢者数について、
全国と三重県の状況をグラフで見てみましょう。(図1、図2)
全国では100歳以上の高齢者数が、平成28年に約6万5千人だったのが年々増加し令和4年に9万人
を超え、令和7年には約10万人に迫ろうとしています。また人口10万人当たりの100歳以上の高齢者
数も、平成28年の52人から令和7年は81人に増加しています。
三重県の100歳以上の高齢者数も平成28年には1,000人未満だったのが、この10年間増加し続け、令和
7年には約1,500人に近づいています。また人口10万人当たりの100歳以上の高齢者数も平成28年の52人
から増加し、令和7年には85人となっています。全国でも三重県でも100歳以上の高齢者の数は、右肩上
がりで推移し増え続けていることがわかります。
次に全国の男女別の平均寿命と健康寿命の推移について見てみましょう。(図3、図4)
平均寿命とは、当該人口集団の全ての年齢の死亡状況を集約し、0歳児が平均して何年生きられるか
(0歳児の平均余命)であり、健康寿命とは、日常的に介護などを必要とせず、健康上の問題で日常生活
に制限を受けることなく暮らせる年数を意味します。この平均寿命と健康寿命の差が、日常生活に制限が
ある状態で暮らしている期間を示しています。

グラフの一番右の令和4年の結果をみた場合、平均寿命と健康寿命の差は、男性で約8.5年(折れ線グ
ラフの数値(グラフ上の81.1と72.6の差))、女性で約11.6年(折れ線グラフの数値(グラフ上の87.1
と75.5の差))となっています。男女とも10年前後、日常生活に制限を受けながら暮らしていることに
なりますが、グラフの折れ線が示すとおり、平成22年以降この差は小さくなってきており、日常生活に
制限を受けて生活する期間が短くなる傾向にあることが見て取れます。
今度は令和4年の各都道府県の健康寿命を地図グラフで見てみましょう。(図5、図6)


令和4年の調査結果について、各都道府県を健康寿命が長い順に並べた場合、三重県の健康寿命は47
都道府県中、男性は22位、女性は8位となっています。他県では男女とも静岡県が1位となっており、
山梨県は男女とも上位を占めています。
ただし、あくまで令和4年の調査のみの結果であり、調査年ごとに順位は変動しています。
最後は、三重県の健康寿命の推移と全国順位の推移を見てみましょう。(図7)
三重県の健康寿命は、男性は平成22年に70.7年でしたが、令和4年では72.4年と12年間で
1.7年(約2.4%)長くなりました。同様に女性は、73.6年から76.0年と2.4年(約3.3%)
伸びています。
なお、健康寿命の全国順位をみると、特に女性が令和元年に全国1位(77.6年)だったのをはじめ
平成25年以降全国上位の順位で推移しています。(8位→2位→1位→8位)
健康を維持するうえで大切なこととして、よく挙げられているものとして、栄養のバランスがとれた食
事、適切な長さの深い睡眠、ウォーキングなどの継続的な運動、入浴、音楽等による心身のリラックスや
趣味等によるリフレッシュ、友人との会話やテレビ等を見ての笑いなど様々あります。近年の健康志向の
高まりで人々の健康に対する意識が高くなっていますが、心身に良いものをできる限り生活に取り入れて、
少しでも健康な状態を続けて長生きしたいですね。
三重県では健康づくりに関する取り組みを行っており、県のホームページでご覧になれます。
<三重県健康づくり応援サイト>
https://www.healthy.pref.mie.lg.jp/
※サイト内の内容に関するお問い合わせは、三重県医療保健部健康推進課(電話059-224-2294)まで
お尋ね下さい。
三重県の統計情報は「みえDataBox」https://www.pref.mie.lg.jp/DATABOX/ でご覧いただけます。
次回のHello!とうけい♪vol.293は、令和8年3月25日(水)に掲載予定です。お楽しみに!




