学院概要
ごあいさつ
歯や口腔の健康は、食事や会話を楽しむことにとどまらず、全身の健康を保ち、生涯にわたって質の高い生活を送るうえで極めて重要な役割を果たします。また、近年では、こうした口腔の健康を支える専門職として、歯科衛生士の役割に関心が高まっています。歯科衛生士は、歯科衛生士法に基づき定められた国家資格を有する専門職であり、歯や口腔の健康の保持・増進を通じて、国民一人ひとりの健康な生活の実現に寄与する責務を担っています。
【歯科衛生士法に定められた歯科衛生士の業務】
1 歯科予防処置:フッ化物塗布等の薬物塗布、歯垢や歯石の除去など
2 歯科診療の補助:チーム医療の一員として、他の歯科専門職と協働して歯科診療に従事
3 歯科保健指導:生活習慣病予防に資するセルフケアの支援・指導
歯科衛生士の業務は、専門性が高く、大きな責任も伴いますが、患者から感謝の言葉をいただく場面など、大きなやりがいと充実感を実感できる職業でもあります。また、歯科衛生士は、単に技術や知識を提供するだけではなく、生涯を通じて人々の健康を支え、地域社会に広く貢献できる存在です。
本学院では、専門的知識や技術の修得に加えて、豊かな人間性と責任感を備えた歯科衛生士の育成に力を注いでおり、教育目標として「広く社会に貢献しうる有能な職業人の養成」を掲げ、その実現のための環境づくりに取り組んでいます。今後、歯科衛生士を志す皆様が、本学院での学びを通じて、三重県内をはじめとする地域社会において活躍されることを心より期待しております。
将来の担い手である皆様が、本学院の門を叩かれ、歯科衛生士という尊い職業に関心を持ち、その一歩を踏み出していただけることを願っております。
令和7年4月
三重県立公衆衛生学院長 西口 輝
三重県立公衆衛生学院長 西口 輝
学科
- 学科名 歯科衛生学科
- 学年数 3学年 (平成22年度から3年制)
- 定 員 1学年30名
教育理念
- 生涯を通じての口腔保健管理について理解させ、むし歯や歯周病の予防システムを学び、食生活の向上に支援できる能力を養います。
- 多様な生活環境・健康状態にある方々に対して、チーム医療の一員として、技術提供ができる能力を育てます。
- 皆様の口腔機能向上に寄与する人材の育成を目指します。
沿革
昭和30年4月 三重県立准看護学院として発足
昭和34年4月 三重県立高等看護学院と改名、看護婦2年課程に変更
昭和42年4月 保健助産学科増設
昭和46年4月 三重県立津高等看護学院に改名
昭和49年4月 保健助産学科を保健学科、助産学科に分離
歯科技工学科を加え三重県立公衆衛生学院として開学
昭和55年4月 歯科衛生学科を新設、看護学科募集中止
昭和56年3月 看護学科閉科
昭和61年3月 保健学科、助産学科閉科、歯科技工学科、歯科衛生学科となる。
昭和63年3月 歯科衛生学科2年課程に変更
平成 9年4月 津市夢が丘に現校舎を新築移転し、専修学校の指定をうける。
平成22年3月 歯科技工学科閉科
4月 歯科衛生学科3年課程に変更
施設
実習室
談話コーナー
図書室
どうぞご利用ください。(閲覧時間:平日9時~17時)
専門学校における情報提供等の取組に関するガイドラインに基づく情報提供について(pdf)