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三重の木づかい人

第12回 野地木材工業株式会社 平成27年10月1日

 「三重の木づかい人」第12回は、熊野市でスギ・ヒノキの地元材を中心に製材を行う野地木材工業株式会社を訪問し、専務の野地伸卓さんにお話を伺いました。

 野地木材工業では、「熊野の美しい自然を未来に残したい=熊野の林業を元気にする」という想いのもと、「つくる」ことに徹底的にこだわり、熟練した技術と斬新なアイデアで、良い製品づくりに常に挑戦し続けられています。地域の森林から生産される良質な丸太を生かすよう製材、乾燥、加工を行い、お客様の幅広いニーズに対応すべく日々取り組まれています。

 

製材へのこだわりや工場の特徴を教えてください。

 製材業界では分業化が進んでおり、一般的には構造材の製材工場であれば構造材だけを生産する専門工場が多いのが現状です。そのような中、野地木材工業では、構造材から板材、造作材など、家を建てる上で必要な木材すべてを自社だけで生産しています。そのことによって、丸太1本を余すことなく利用し、無駄のない製品づくりを実現するとともに、お客様の様々なニーズに対応することができると考えています。
 また、地域内の製材業者が連携することによって、規模を拡大し供給力を高めていることも工場の特徴だと思います。野地木材工業には、5つの工場があるのですが、もともとはそれぞれが単独で製材業を営む工場でした。それらの工場が連携することによって、それぞれが持つ技術や工場の特徴を生かし、地域一体となって製品生産に取り組んでいます。 

スギやヒノキの特徴や熊野材へのこだわりについて教えてください。

 スギについて、製造者の側から見ると非常に扱いが困難な樹種だと思います。年輪の密度や節の状態、色などが産地によって大きく異なりますし、同じ産地のものであっても個体差があります。しかし、逆にそのことがおもしろい部分であり、原材料としてのバラツキが非常に大きいものを、加工プロセスの中でいかに安定した品質にしていくかが、スギを製材し製品化する際の腕の見せ所ではないかと思って生産に取り組んでいます。
 また、熊野材へのこだわりという部分では、熊野の林業にどういった歴史があって、地域とどのような関わりを持っているのかといった部分の物語性を伝えていきたいと思っています。そのことが熊野材の独自性につながり、熊野の林業を元気にすることにつながっていくのではないかと考えています。

製品の特長やアピールポイントを教えてください。

 一般的に内装材の生産工場というと小規模な工場が多い中で、供給力は充実しているほうではないかと思っています。同時に、特殊寸法への対応など、加工面や塗装面でも様々なニーズに対応することができますので、そのあたりはアピールポイントではないかと考えています。
 また、製品の特長という部分では、日々住宅市場から要求される品質がアップデートされる中で、様々な製品のバージョンアップに取り組んできました。例えば、自社工場内に乾燥の実験施設を設置し、木材の収縮による変形を最小限に抑えるための研究に長年取り組んできました。そのような取組の成果として、お客様に品質面で満足していただける製品をお届けできると考えています。

今後の抱負を教えてください。

 まず、製材業は工業系の異業種と比べて、生産、品質管理のレベルがまだまだ低いと感じています。異業種の取組などを勉強し、より安定した品質の製品を、安定的に供給できるように努めていきたいと思います。
 また、販売の面では、工場見学と世界遺産熊野古道の案内をミックスした「のじもくツアー」を開催しています。エンドユーザーの方に楽しく木材のことを学んで頂き、熊野の古い歴史をご案内しながら、熊野を満喫してもらう体験プログラムを随時開催しています。そういった活動も含めホームページ等を通じて、エンドユーザーの方とより近くなれるような情報発信をしていきたいと思っています。多くの場合、エンドユーザーの方は工務店等の建築業者を選び、建築業者が木材の調達先を決定していきます。そのような流れだけに限らず、エンドユーザーの方が野地木材工業の木を使いたいと思っていただいて、そこから家づくりが始まっていくような流れも作っていきたいと思っています。





野地木材工業株式会社の詳細については、下記のページをご覧ください。

 野地木材工業株式会社

 野地木材工業株式会社(フェイスブックページ)

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本ページに関する問い合わせ先

三重県 農林水産部 森林・林業経営課 木材利用推進班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁6階)
電話番号:059-224-2565 
ファクス番号:059-224-2070 
メールアドレス:shinrin@pref.mie.jp

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