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三重の木づかい人

第7回 株式会社マルナカ 平成27年8月4日

 「三重の木づかい人」第7回は松阪市嬉野にある製材工場、株式会社マルナカを訪問し、代表の山本洋さんにお話を伺いました。
 株式会社マルナカでは、昭和初期より、スギの無垢内装材にこだわって製造を行っています。代表の山本さんは「スギの良さを引き出したい」という思いのもと、乾燥品質にこだわり、「かっこいいスギ」を目指してフローリング等の内装材を製造されています。今回は、スギへの思いや乾燥へのこだわりなどについて、お話を伺いました。
 

 

スギの無垢内装材の製造に対するこだわりを教えてください。

 スギは日本中どこにでもある素材ですが、 柔らかいことや乾燥が難しいということが欠点と見られがちです。けれど、肌触りや色、艶、香りなど、独特の良さを有した素材でもあります。私自身、小さい頃から製材工場という環境の中で育ってきて、そのような良さを強く感じていますので、スギの良さを引き出したい、多くの人にスギの良さを分かってもらえるような商品づくりをしたいという思いで製造を行っています。
 製造へのこだわりという部分では、まず原木の選別を重視しています。60~80年生の内装材に適した原木を仕入れ、内装用、下地用など適材適所を考えた製材と、白身、赤身などスギの個性を生かした選別を行っています。三重県の原木については、古くから丁寧に手入れが行われているので、内装材に向いている良いものが多く、地域の資源を是非生かしていきたいと思っています。
 また、確かな品質の製品をお届けするための基盤となる部分として、乾燥も重視しています。独自の低温乾燥によって、スギ本来の色、艶、香りを残すとともに、集成材や合板等でしか実現できなかった寸法安定性を無垢材で実現しています。目的に合わせて最適な乾燥方法を選択していきますので、時間がかかる面もありますが、60~80年という長い期間をかけて育てられた木材を加工するわけですから、時間をかけて当然という思いで、丁寧に乾燥を行っています。 

スギの良さや特徴を教えてください。

 まず、柔らかい、温かいという良さがあると思います。柔らかいことは、欠点とも見られがちですが、床に柔らかい素材を使えば、こけても痛くないですし、食器を落とした場合にも割れにくいなどといった効果があります。スギのフローリングの部屋に入るとなぜか寝転がる方が多いのですが、これもスギの柔らかさや温かさを本能的に感じてのことではないかと思っています。
 また、スギという樹種は空隙が多く、調湿機能に優れています。いわばスポンジのように空気中の水分をよく吸うので、内装にスギを多く使用した室内では、年間を通じて快適に過ごすことができると思います。

製品のアピールポイントや今後の抱負を教えてください。

 製品づくりの基盤として乾燥を重視した結果、これまで無垢のスギではできなかった使い方ができるようになってきています。無垢のスギを使いながら床暖房をすることができますし、棚やテーブルなど、無垢のスギがこれまであまり使われてこなかった部分の材料としても使えるようになってきています。スギに対してマイナスの印象を持っている方にも、このようなスギの幅広い使い方を知ってほしいと思っています。
 そしてやはり、製品は使う方に良いと思ってもらえなければ使われません。製品の品質を追求するとともに、スギをかっこいいと思ってもらえるような使い方を提案するなどして、スギの良さを発信していきたいと思っています。

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株式会社マルナカの詳細については、下記HPをご覧下さい。

 株式会社マルナカ

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本ページに関する問い合わせ先

三重県 農林水産部 森林・林業経営課 木材利用推進班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁6階)
電話番号:059-224-2565 
ファクス番号:059-224-2070 
メールアドレス:shinrin@pref.mie.jp

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