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平成27年04月13日

漁師の食卓(レシピ)

 あさり玉

旬の季節:春      地域:松阪地区

材料(4人分)

アサリ・・・・・・・・・・・・・・・・500g
アオサ(乾燥でも可)・・・・・・・・・ 80g
たこ焼き用の粉・・・・・・・・・・・・200g
卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1個
天かす・・・・・・・・・・・・・・・・適量
紅ショウガ・・・・・・・・・・・・・・適量
水・・・・・・・・・・・・・・・・・ 800cc
 

作り方

①砂出ししたアサリを真水でよく洗い、600ccの水に入れ、火にかける。
②アクを取りながら、貝の口が開くまで湯がく。
③アサリを取り出し、身を殻から外す。煮汁は捨てずに残し、冷ましておく。
④アオサを包丁で細かく刻む(乾燥アオサを使用する場合は予め水でもどしておく)。
⑤ボウルにたこ焼き用の粉、卵、水200cc、③の煮汁と④を入れて混ぜる。
⑥たこ焼き器を熱し、⑤の生地を流し入れ、③のアサリの身、天かす、紅ショウガを入れ、返しながら焼く。
 

レシピの特徴・由来

松阪漁業協同組合青壮年部が、地元で獲れるアサリとアオサをアピールしようと考案した、おいしくて簡単にできるたこ焼き風料理です。松阪漁業協同組合青壮年部が出店するイベントでは定番のメニューとなっています。ぜひご家庭でも作ってみてくだ
さい。
 

 イカナゴのくぎ煮

旬の季節:春      地域:伊勢湾地域

材料(4人分)

生イカナゴ・・・・・・・・・・・・・・・・・・400g
しょうが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20g
<A>
ざらめ(なければ砂糖でも可)・・・・・・・・・ 80g
しょうゆ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80cc
酒・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80cc
みりん ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40cc

 

作り方

①しょうがはせん切りにする。
②イカナゴは身が柔らかく傷つきやすいので、さっと水で洗い、ざるで水気を切る。
③鍋にAを入れ、火にかける。
④③が煮立ちざらめが溶けたら、②を少しずつパラパラと入れ、①も加えて、煮汁が少なくなるまで煮る。
※イカナゴを一度に入れると塊になってしまうので注意!
⑤煮汁が少なくなってきたら、火を弱め全体を何回か鍋返しして、焦がさないように煮切る。
⑥鍋から皿に移し、広げて冷ます。
 

レシピの特徴・由来

煮詰めたイカナゴが茶色く折れ曲がっている様が、さびたクギのように見えることから、くぎ煮と呼ばれるようになったと言われています。毎年、3月初旬ごろに漁が解禁されるイカナゴは、伊勢湾に春を告げる風物詩として地元で重宝されています。鮮度の低下が非常に早いため、獲れたての新鮮なものを入手したら、すぐに調理しましょう。

 

 バンチョ貝のつくだ煮

旬の季節:春      地域:香良洲地区

材料(1人分)

バンチョ貝・・・・・・・・・・・・・・・・・20~30個
しょうゆ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
酒・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
みりん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
しょうが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
 

作り方

①水洗いしたバンチョ貝を鍋で数分間ゆでる。
②串を使って貝殻から身を外す。
③取り外した身をゆで汁で洗い、泥や砂をしっかり落とす。内臓も洗い落とす。
④洗った身を再び弱火で1~2時間ゆでる。(長くゆでると軟らかくなる。また、重曹を入れるとより軟らかくなる。)
⑤煮込んだバンチョ貝を取り出し、包丁で薄くスライスする。
⑥しょうゆ、砂糖、酒、みりん(貝10に対し2:2:1:1)としょうがを混ぜた煮汁を沸騰させ、⑤を入れる。
⑦汁がなくなるまで煮詰めて完成。
 

レシピの特徴・由来

バンチョ貝は、標準和名をツメタガイをいう巻貝の仲間です。アサリ等の二枚貝を食べるため、アサリ漁師には嫌われますが、つくだ煮にすると大変美味です。

 

 ひじき煮付け

旬の季節:春      地域:志摩地域

材料(4人分)

乾燥ひじき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40g
ちくわ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1本
ニンジン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2本
油・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
<A>
だし汁・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3/4カップ
砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大さじ2
しょうゆ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大さじ3
みりん ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1

 

作り方

①乾燥ひじきはたっぷりの水に20分ほど浸して戻しておく。
②2,3回水で洗った後、水気を切る。
③ちくわは薄い輪切りに、ニンジンは短冊切りにする。
④油をひいた鍋でひじきとニンジンを炒め、油がなじんだらちくわを加える。
⑤Aを加えて中火にし、時々かき混ぜながら20分程煮て、煮汁がほとんどなくなれば出来上がり。
※お好みで、こんにゃく、煮豆、油揚げなどと一緒に煮てもおいしいです。
 

レシピの特徴・由来

伊勢志摩地域は全国でも、ひじきの一大産地として知られており、主に春季に、海岸近くの岩に自生するひじきが海女さんらによって収穫されます。ひじきには食物繊維のほか、カルシウムや鉄などのミネラルが豊富に含まれています。煮つけにしておけば保存がきくので、お弁当のおかずや、晩酌のおつまみとして活用してみてはいかがですか。

 

 さかなのこ

旬の季節:春      地域:東紀州地域

材料(4人分)

シイラやブリの卵・・・・・・・・・・・・・・・500g
<A>
しょうが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 適量
だし汁(水または酒でもよい)・・・・・・・・1カップ
薄口しょうゆ・・・・・・・・・・・・・・ 大さじ4杯
砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ4杯
 

作り方

①シイラやブリの卵は、血があれば水にさらして血抜きし、食べやすい大きさに切る。
②卵を沸騰した湯に入れてボイルする。
③しょうがをみじん切りにし、Aの調味料に加えて煮立たせる。
④煮汁にボイルした卵をいれて味がしみる程度に煮る。
 

レシピの特徴・由来

シイラやブリの卵巣で作る漁師料理です。湯通しすると花が咲いたように広がるため、見た目にも美しい逸品です。また、冷やして食べてもおいしいです。

 

 鯛のべっこう寿司

旬の季節:春      地域:東紀州地域

材料(4人分)

マダイフィーレ・・・・・・・・・・・・・・240g
米・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2合
水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2合
<A>
米酢・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ3
砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ3
塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1.5
<B>
ザラメ・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
しょうゆ・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
みりん・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
 

作り方

①米をとぎ、水を入れ、炊飯する。
②B(ザラメ:しょうゆ:みりん=1:1:1)を鍋に入れ、煮汁に少しとろみが出るまで弱火で煮上げる。
③Aを混ぜて合わせ酢を作る。
④ご飯が炊きあがったら飯台や大きなボウル、皿などにあけ、③を回しかけ、しゃもじで切るように混ぜる。
⑤ご飯が③を吸い、重くなったら何度かざっくりとご飯をひっくり返しながら一気に団扇などで扇ぎ冷ます。
⑥少し冷めてつやが出て来たら濡れ布巾などをかけておく。
⑦マダイを切り分け寿司ネタとする。
⑧⑥の酢飯を適量取り、⑦の切り身を載せてにぎる。
⑨②をはけで塗ってできあがり。
 

レシピの特徴・由来

魚の王様と称されるマダイは、天然で漁獲されるだけでなく、県南部を中心に養殖もさかんに行われています。このレシピは、平成18年度農村女性組織いきいきネット紀州と、牟婁地区漁協女性部連絡協議会の交流会で、漁村女性部から出された試食レシピです。

 

 小魚のフリット

旬の季節:春      地域:東紀州地域

材料(4人分)

小魚(ネンブツダイ、クロホシイシモチ、オキヒイラギなど)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
油・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
<A>
薄力粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1カップ
片栗粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ2
ベーキングパウダー・・・・・・・・・・小さじ0.5~1
粉チーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
ビール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
 

作り方

①小魚はウロコと頭、内臓をとる。
②Aを混ぜあわせて衣にする。
③油で揚げてできあがり。
 

レシピの特徴・由来

料理研究家の枝元なほみ氏が早田へ来られた際、料理されたレシピを尾鷲水産室の技師が再現したものです。通常はあまり市場に流通しない未利用魚を活用したレシピです。

 

 シジミ汁

旬の季節:夏      地域:赤須賀地区

材料(4人分)

しじみ(ヤマトシジミ)・・・・・・・・・・・・・220g
水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・650cc
赤味噌・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60g
ネギ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お好みで
しょうが・・・・・・・・・・・・・・・・・・お好みで
 

作り方

①砂抜きしたしじみをざるにあけて、流水をかけながらもみ洗いする。
②鍋に水としじみを入れて弱火で加熱する。
③沸騰し、しじみの口が開いたら火を止めて、味噌をとかす。
④お好みで、ねぎや針ショウガを散らしても美味しくいただけます。
 

レシピの特徴・由来

 しじみ(ヤマトシジミ)は、木曽三川の河口域で、年間に約1,500トン漁獲されています。しじみの一大産地、桑名赤須賀では、シジミをたっぷり使った、赤味噌仕立ての濃厚なしじみ汁が、漁師に好まれています。

 

 シジミのバター醤油炒め

旬の季節:夏      地域:赤須賀地区

材料(4人分)

しじみ(ヤマトシジミ)・・・・・・・・・・・・・300g
バター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・約20g
こしょう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
しょうゆ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量


 

作り方

①砂抜きしたしじみをざるにあけて、流水をかけながらもみ洗いする。
②フライパンを熱してしじみを入れる。
③しじみの上にバターをのせる。
④殻が開いたら、しょうゆ、こしょうをお好みで振りかけて、少し熱したらできあがり。
 

レシピの特徴・由来

しじみ(ヤマトシジミ)は、木曽三川の河口域で、年間に約1,500トン漁獲されています。大きめのしじみ(ヤマトシジミ)を使った意外な食べ方です。しじみの味の濃厚さに、つまみだしたら止まりません。

 

 ゼメ煮付け

旬の季節:夏      地域:香良洲地区

材料(1人分)

ゼメ(ヒイラギ)・・・・・・・・・・・・・・・数匹
しょうゆ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
みりん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
しょうが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
 

作り方

①ゼメを水洗いし、頭と内臓を取り除く。子持ちの場合は卵は残す。
②しょうゆ、みりん、砂糖、しょうがで煮汁を作り、ゼメを入れる。
③落し蓋をして弱火で数分間煮立たせる。
④皿に盛りつけて完成。
 

レシピの特徴・由来

ゼメは、標準和名をヒイラギといいますが、一般にはあまりなじみのない魚かもしれません。キス釣りの仕掛けによくかかりますが、体表のぬめりが強いため釣り人には嫌われることも多いようです。しかし、夏には卵を持っているものもあり、煮つけにすると大変美味です。

 

 マハタごはん

旬の季節:夏      地域:尾鷲地区

材料(4人分)

マハタ(半身)・・・・・・・・・・・・・・・・200g
米・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3合
水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・500cc
木の芽・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適宜
針生姜・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適宜
三つ葉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適宜
塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々
<A>
薄口しょうゆ・・・・・・・・・・・・・・・・ 50cc
酒・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100cc
 

作り方

①マハタは厚めの斜め切りにし、振り塩をあてておく。
②米は洗い、Aと水分を分量どおり計量し、十分給水させ、炊飯する。
③炊飯途中に①のマハタを入れ炊きあげる。
④器に盛りつけ、三つ葉などを飾る。
 

レシピの特徴・由来

「幻の高級魚」と呼ばれるマハタは、白身で淡泊な味が特徴的です。県南部で養殖されており、三重県が生産量全国1位を誇ります。このレシピは、平成19年度牟婁地区漁協女性部連絡協議会で実施した水産料理教室において、北村光弘講師から伝授いただいたものです。

 

 マハタソテー

旬の季節:夏      地域:尾鷲地区

材料(4人分)

マハタ(半身)・・・・・・・・・・・・・・・・4切れ
本シメジ・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2パック
エリンギ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1本
マッシュルーム・・・・・・・・・・・・・・・・・2個
塩・こしょう・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々
ハーブ各種・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適宜
トマト・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適宜
<A>
バター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80g
ニンニク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1片
エシャロット・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1
白ワイン・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1
レモン果汁・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2個
 

作り方

①マハタに塩・こしょうをしておく
②本シメジは小房に分けておく。エリンギ、マッシュルームは薄切りにしておく。
③フライパンにサラダ油を少々入れ、1をソテーし、途中、2を加え、器に盛る。
④フライパンにAのバターを入れ、ニンニク、エシャロットを入れ、炒め、白ワイン、レモン果汁で整え、③に添える。
 

レシピの特徴・由来

「幻の高級魚」と呼ばれるマハタは、白身で淡泊な味が特徴的です。県南部で養殖されており、三重県が生産量全国1位を誇ります。このレシピは、平成19年度牟婁地区漁協女性部連絡協議会で実施した水産料理教室において、北村光弘講師から伝授いただいたものです。

 

 鮮魚蒸豆腐

旬の季節:夏      地域:尾鷲地区

材料(4人分)

マハタ(半身)・・・・・・・・・・・・・・・・ 4切れ
もめん豆腐・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1丁
白ネギ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1本
しょうが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1片
<A>
サラダ油・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ4
しょうゆ・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ4
 

作り方

①マハタは切り身にし、軽く塩を振る。
②もめん豆腐を4等分にし、マハタをのせ、蒸す。
③江戸葱、生姜は千切りにし、②のマハタ豆腐に盛り込み、事前にあわせた調味料Aをかける。
 

レシピの特徴・由来

「幻の高級魚」と呼ばれるマハタは、白身で淡泊な味が特徴的です。県南部で養殖されており、三重県が生産量全国1位を誇ります。このレシピは、平成19年度牟婁地区漁協女性部連絡協議会で実施した水産料理教室において、北村光弘講師から伝授いただいたものです。

 

 シイラのオリーブオイルがけ

旬の季節:夏      地域:尾鷲地区

材料(4人分)

シイラ(切身)・・・・・・・・・・・・・・・・適量
オリーブ油・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
ニンニク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
バジル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
 

作り方

①刺身程度の大きさに切り、塩をまぶす
②みじん切りしたニンニクをオリーブ油で色が変わるまで炒める
③②にバジルを混ぜる
④①に③をかける
 

レシピの特徴・由来

このレシピは、料理研究家の枝元なほみ氏が尾鷲市早田へ来られた際に料理されたレシピを、尾鷲水産室の技師が再現したものです。夏に盛期をむかえるシイラは、身が痛みやすく、鮮度保持が難しいので、新鮮なものを入手して作ってみてください。

 

 シイラのセビーチェ

旬の季節:夏      地域:尾鷲地区

材料(4人分)

シイラ(切身)・・・・・・・・・・・・・・・・適量
タマネギ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
唐辛子・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
レモン汁・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
 

作り方

①シイラは刺身状に切る
②①に塩をふる
③②にスライスしたタマネギと切った唐辛子をのせる
④レモン汁をひたひたになるまでかける
⑤ラップをして、冷蔵庫で数時間寝かせる
 

レシピの特徴・由来

このレシピは、料理研究家の枝元なほみ氏が尾鷲市早田へ来られた際に料理されたレシピを、尾鷲水産室の技師が再現したものです。セビーチェとはペルーの名物料理のことです。夏に盛期をむかえるシイラは、身が痛みやすく、鮮度保持が難しいので、新鮮なものを入手して作ってみてください。

 

 シイラのユッケ

旬の季節:夏      地域:尾鷲地区

材料(4人分)

シイラ(切身)・・・・・・・・・・・・・・・適量
<A>
ネギ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
コチュジャン・・・・・・・・・・・・・・・・適量
しょうゆ・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
ごま油・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
 

作り方

①シイラ切り身は一口サイズに切る
②Aを混ぜ、シイラに和える
 

レシピの特徴・由来

このレシピは、料理研究家の枝元なほみ氏が尾鷲市早田へ来られた際に料理されたレシピを、尾鷲水産室の技師が再現したものです。夏に盛期をむかえるシイラは、身が痛みやすく、鮮度保持が難しいので、新鮮なものを入手して作ってみてください。

 

 カツオ茶漬け

旬の季節:秋      地域:東紀州・志摩地域

材料(4人分)

カツオ刺身・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
ごはん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
お茶・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
しょうゆ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
薬味・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
 

作り方

①新鮮なカツオの刺身を、15分程しょうゆに漬けておく。
②温かいご飯の上に、①のカツオを並べる。
③お好みで、しょうが、わさび、きざみ海苔、ごまなどの薬味をのせる。
④熱いお茶を全体にそそいで出来上がり。
 

レシピの特徴・由来

新鮮なカツオが水揚げされる志摩地域で古くから食べられている、シンプルながらも贅沢な漁師料理です。春に水揚げされ、引き締まった身とあっさりとした味が特徴的な「初鰹」とは対照的に、秋に水揚げされるカツオは「戻りガツオ」と呼ばれ、脂の乗った濃厚な味わいが楽しめます。熱いお茶をかけて湯通し状態になったカツオは、刺身とは一味違った味わいがあります。

 

 カツオのなめろう

旬の季節:秋      地域:東紀州・志摩地域

材料(4人分)

カツオ切身(刺身用)・・・・・・・・・・・・・ 100g
味噌・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20g
ねぎ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1本
にんにく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1かけ
しょうが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・半かけ
青じそ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2枚

作り方

①カツオの切身を包丁でたたいて細かく刻む。
②ねぎ、にんにく、しょうが、青じそはみじん切りにしておく。
③①、②、味噌を合わせて、たたきながら混ぜる。
 

レシピの特徴・由来

10月頃に水揚げされるカツオは「戻りガツオ」と呼ばれ、脂が乗った濃厚な味を楽しめます。好みの薬味を入れて豪快にたたいて食べてみてください。また、そのまま食べても美味しいですが、熱いご飯にのせて茶漬けにしたり、フライパンで焼いてハンバーグにするのもおすすめです。

 

 大敷汁

旬の季節:秋      地域:東紀州地域

材料(4人分)

サバ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1匹
イカ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1杯
ネギ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3本
しょうが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1片
味噌・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
 

作り方

①サバは頭と内臓を取り、ぶつ切りにする。
②イカは内臓を取り、ぶつ切りにする。
③鍋に①と水を入れて煮る。火が通ったら、②と味噌を入れて味を調整する。
④ネギを小口切りにし、生しょうがはおろす。
⑤③を器に盛り、④を添えて出来上がり。
 

レシピの特徴・由来

定置網のことを漁村地域では「大敷き網」とも言い、水揚げが終わった後、冷えた体を温めるために、獲れた魚で味噌汁を作って食べていたのを「大敷き汁」と言うようになりました。具材として入れる魚はサバ、イカ、アジ、アンコウ等、季節に応じた好みのものを使います。魚種によって味も変わりますので、いろいろな魚で試してみてください。

 

 大淀の漁師ピザ

旬の季節:冬      地域:大淀地区

材料(4人分)

焼き海苔(味付けでないもの)・・・・・・・・・4~5枚
玉ねぎ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2個
牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80cc
しょうゆ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ2
ピザ生地・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2枚
旬の伊勢湾産魚介類・・・・・・・・・・・・・・・適量
チーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
オリーブオイル・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1
刻み海苔・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々

   

作り方

①牛乳と焼きのりをミキサーにかけ、のりが粉末状になったら、荒切りした玉ねぎを少しずつ入れ、
 ペースト状になるまで撹拌する。
②醤油で味を調え、海苔ソースの完成。
③スプーンの背を使って②にオリーブオイルを塗った後、海苔ソースをたっぷり塗る。
④ボイルした魚介類を③の上に置き、チーズを散らす。
⑤オーブントースター(1000W)で5~10分程度焼く。
⑥召し上がる直前に刻み海苔を振って完成。
 

レシピの特徴・由来

消費者の魚離れを残念に感じた大淀の漁業士5名が中心となって考案した自信作です。①海苔の香りをふんだんに味わえるソース、②前浜の旬の魚介類をトッピングしていること が特徴です。

 

 アイゴぎょうざ

旬の季節:冬      地域:志摩地域

材料(4人分)

アイゴ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1尾
ひき肉(豚肉)・・・・・・・・・・・・・・・・40g
白菜・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2~3枚
白ネギ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/3本
しょうが・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2片
ニンニク・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2片
ぎょうざの皮・・・・・・・・・・・・・・・・25枚
<A>
ごま油・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ2
酒・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1
しょうゆ・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1
小麦粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1
うまみ調味料・・・・・・・・・・・・・・・・少々
塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々
こしょう・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々

作り方

①アイゴを3枚におろし(トゲに注意!)、皮と骨を取り除き、包丁でミンチにする。
②ミンチにしたアイゴとひき肉を混ぜ合わせ、Aを加えてよく混ぜる。
③白菜はみじん切りにし、塩を少々加えてしっかりもみ、しばらく置いて水気をよくしぼる。
④白ネギ、しょうが、ニンニクをみじん切りにする。
⑤②のミンチに、みじん切りした③④の野菜を混ぜ合わせ、ぎょうざの中身の完成。
⑥ぎょうざの皮で、⑤を包む。
⑦⑥を、油をひいたフライパンにのせ、水を加えてフタをして蒸し焼きにする。
⑧フタを開けて水分をとばして完成。
 

レシピの特徴・由来

三重外湾漁業協同組合 志島地区女性部が考案したレシピ。海藻は、アワビやサザエの餌となるだけでなく、小さな魚のすみかにもなっていますが、この大切な海藻を食べつくしてしまうのがアイゴです。アイゴを食べて大切な海藻を守ろう!という発想から考案されたレシピです。
*「アイゴ」の代わりに「アジ」や「サバ」などで魚ぎょうざもつくれます。

 

 アイゴフライ

旬の季節:冬      地域:志摩地域

材料(4人分)

アイゴ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2尾
小麦粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 適量
卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1個
パン粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 適量
砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ2
塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々
こしょう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々
油・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量

作り方

①アイゴを3枚におろし(トゲに注意!)、皮と骨を取り除き、適当な大きさに切る。
②アイゴの臭みをとるため、砂糖小さじ2杯をふり、手でよくもむ。
③水で砂糖を洗い流し、ペーパータオルで水気をよくふきとる。
④塩、コショウをふって、下味をつける。
⑤小麦粉、とき卵、パン粉の順に衣をつける。
⑥熱した油で、キツネ色になるまで揚げて完成。
 

レシピの特徴・由来

三重外湾漁業協同組合 志島地区女性部が考案したレシピ。海藻は、アワビやサザエの餌となるだけでなく、小さな魚のすみかにもなっていますが、この大切な海藻を食べつくしてしまうのがアイゴです。アイゴを食べて大切な海藻を守ろう!という発想から考案されたレシピです。

 

 アオサのみそ汁

旬の季節:冬      地域:東紀州・志摩地域

材料(4人分)

アオサ(乾燥)・・・・・・・・・・・・・・・・・40g
ネギ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
だし汁・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 800cc
みそ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
好みの具材(豆腐、玉ねぎ等)・・・・・・・・・・適量
 

作り方

①乾燥したアオサは水でもどす。
②だし汁に具材を入れ煮る。
③みそを溶き入れ、水気を切ったアオサを入れ、ひと煮立ちさせる。
④器に盛り、ネギを入れてできあがり。
 

レシピの特徴・由来

三重県が全国一の生産量を誇る特産品であるアオサを使った簡単な料理です。家庭で作るいつものみそ汁にアオサを足してみてはいかがですか?アオサは煮すぎると色や香りが悪くなるので、最後にさっと入れるだけで十分です。

 

 サンマ押し寿司

旬の季節:冬      地域:東紀州地域

材料(4人分)

米・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5合
さんま・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10尾
塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
酢・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
しょうがのしぼり汁・・・・・・・・・・・・・・・20g
柑橘のしぼり汁・・・・・・・・・・・・・・・・3個分
<A>
酢・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100cc
砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・150g
塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20g
 

作り方

①さんまの頭を落とし内蔵をとり、腹開きにした後、骨を取り除き、両面に塩をふり約1時間静置する。
②軽く水で流した後、水気をよく切る。
③バットにしょうがのしぼり汁と柑橘のしぼり汁を入れ、その中にさんまを並べて、浸かる程度に酢を加え、
 約40分間静置する。
④炊いた米にAをかけ、よく混ぜて酢飯を作る。
⑤巻きすの上にさんまを置き、カラシを塗り、酢飯をのせて巻きすで形を整える。
 

レシピの特徴・由来

東紀州を代表する郷土料理です。さんまと言えば、脂ののったものを考えがちですが、東紀州で獲られるさんまは、脂が落ちてやせ細ったものです。しかし、さんま寿司を作るためには、このやせ細ったさんまが最も適しています。さんまは新鮮なものを使い、酢に漬けすぎないように注意しましょう。

 

 ウツボ唐揚げ

旬の季節:冬      地域:志摩地域

材料(4人分)

ウツボ切身・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 400g
片栗粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 200g
塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
油・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
 

作り方

①ウツボの切身は、ハモのように骨切りした後、一口大に切り、軽く塩・コショウする。
(切身のかわりに、干物でも可。)
※ウツボの下味は醤油や酒などを用いても良い。
②片栗粉でまぶして180℃で揚げる。パリッとした食感となるように二度揚げする。
③味付けのため塩を適度にまぶす。
 

レシピの特徴・由来

非常にどう猛で、海のギャングと恐れられるウツボですが、その身はコリコリした歯ごたえがあり、噛めば噛むほど味が出ます。また、皮もおいしく食べられます。東紀州地域ではよく一夜干しが売られています。そのまま焼いたり、唐揚げにして食べると絶品で、よい酒の肴になります。

 

 魚のじふ

旬の季節:冬      地域:東紀州地域

材料(4人分)

魚(ソウダガツオ、サバ、マグロ等)・・・・・・600g
白菜・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・200g
タマネギ又はネギ・・・・・・・・・・・・・・・150g
糸こんにゃく・・・・・・・・・・・・・・・・・300g
焼き豆腐・・・・・・・・・・・・・・・・・・・200g
シイタケ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・200g
シメジ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・200g
<A>
酒・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 200cc
砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60g
しょうゆ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 70cc
 

作り方

①魚は一口大に切り、他の材料も食べやすい大きさに切る。
②鍋に調味料<A>を合わせ、煮汁をつくる。
③②の煮汁に各材料を入れ、すき焼きと同じように煮る。
④沸騰したらアクをとる。
※具材にあまりこだわらず好きなものをいれても良いです。
ソウダガツオ:夏~秋に多く獲れるが、脂がのる秋~冬がおいしい。
サバ:春~秋に獲れるが特に夏場はおいしい。
マグロ:周年獲れる。クロマグロは冬が旬。
 

レシピの特徴・由来

「じふ」とは、魚を使ったすき焼き風鍋のことです。紀伊長島~尾鷲にかけては、牛肉を使ったすき焼きよりもポピュラーな鍋料理です。ソウダガツオ、サバ、マグロなど新鮮な青魚を使います。

 

 ハシキンメ刺身

旬の季節:冬      地域:尾鷲地区

材料(4人分)

ハシキンメ・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
たまり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量

 

作り方

①ハシキンメは3枚におろし、皮をはぐ。

レシピの特徴・由来

ハシキンメは上品な白身の深海魚で、どんな料理でも活用することができます。

 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 農林水産部 水産振興課 水産流通班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁6階)
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