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平成19年12月25日

君ヶ野ダム 台風第21号と秋雨前線による洪水調節について(平成16年9月28日~30日)

1 洪水調節について

 台風21号および前線による大雨は君ヶ野ダム上流域においても、28日22時か ら29日21時にかけて、激しい降雨に見舞われ、流域平均の1時間当たりの最大 雨量は65ミリ(29日9時~10時)を記録し、総雨量は417ミリに達しました。この降雨による出水において、ダムへの流入量が毎秒180立方メートルを超 えた29日5時30分より洪水調節を開始しました。

 君ヶ野ダム操作規則により、ダムへの流入量が毎秒180立方メートルを超えると、超えた水量の29.4%に相当する量を下流へ流し、残りの70.6%をダムに貯留する洪水調節を行いました。この結果29日13時10分、最大流入量が 毎秒 約785立方メートルに対し、最大放流量 毎秒 約353立方メートルで最大調節量 毎秒 約432立方メートルとする洪水調節となり、約600万立方メートル(ナゴヤドーム「125万立方メートル」の 約4.8杯分)をダムに貯留しました。
 この結果ダムの貯水位が29日16時10分最高水位(EL146.99m)に達しました。

 今回、君ヶ野ダムによる洪水調節を行ったことにより、下流の大仰橋(一志町)地点に置いて、最大流量で毎秒 約432立方メートル、最大水位53センチメートルの低減の効果があったと推定されます。
 なお、この洪水は過去最大である、昭和57年7月31日~8月3日の台風10号による最大流入量(毎秒 872立方メートル)に次ぐ出水でした。

雨量

  ダム上流上多気雨量 ダム地点雨量 (参考57年台風10号)
総雨量 453mm 342mm (651mm)
最大時間雨量 69mm 57mm (68mm)
  (29日9時~10時) (29日9時~10時)  

 

洪水調節時のダム水位、流量 ( 参考57年台風10号)
調節開始貯水位 EL136.13m(29日 5:30分)  
最高貯水位 EL146.99m(29日16:10分) ( EL153.73m)
最大流入量 785.92m3/s(29日13:00分) ( 872 m3/s)
ピーク時最大放流量 353.63m3/s(29日13:00分) ( 380 m3/s)
最大洪水調節量 432.29m3/s(29日13:00分) ( 492 m3/s)

 

洪水調節

調節効果

本ページに関する問い合わせ先

三重県 津建設事務所 君ヶ野ダム管理室(ダム管理課) 〒515-3202 
津市美杉町八手俣95-1
電話番号:059-262-3248 
ファクス番号:059-262-3174 
メールアドレス:kimidam@pref.mie.lg.jp

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