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令和02年03月23日

みえの輝く女子フォーラム2020

みえの輝く女子フォーラム2020を開催しました

 「みえの輝く女子プロジェクト」の一環として、「仕組みを変えれば、行動が変わる!」をテーマに「みえの輝く女子フォーラム2020」を開催しました。

 

1 日時

  令和2年1月30日(木)13時~16時

2 場所

  三重県総合文化センター 多目的ホール
  (津市一身田上津部田1234)

3 参加者

   約150名

4 内容         

(1)女性の大活躍推進三重県会議5年間の活動の振り返り
        共同代表  伊藤 惠子・斎藤 彰一

 平成26年に発足した本会議の活動を振り返り、「みえの輝く女子プロジェクト」として、「女性自身のモチベーションの向上」「トップ及び男性の意識改革」「女性が活躍できる職場環境づくり」の3本柱に沿ったさまざまな活動を行ってきた結果、5年間で賛同いただく企業数は500団体を超え、女性活躍推進法に基づく事業主行動計画の策定企業数(努力義務)が全国3位の規模を誇るなど、県内の気運が高まっていることを報告いただきました。
   伊藤代表からは「これからは女性もどんどんリーダーを目指し、そのための自分磨きをしてほしい。前進あるのみ!」、斎藤代表からは「女性の活躍のポイントはトップダウンとボトムアップの掛け算。トップに加え、若い世代や中間管理層の方々の取組が非常に大切」と力強いメッセージをいただきました。

 

(2)基調講演
       テーマ:グローバル社会における日本の潜在力~女性の活躍でピンチをチャンスに~」
         講師:OECD東京センター所長 村上 由美子さん


 村上さんからは、QECDの扱う数々のデータをもとに、日本の持つ潜在力についてお話しいただきました。他国に先駆けた超高齢化や人口減による人材不足は、新たなビジネスチャンスを生み出すための大きな勝機となるそうです。日本に足りないのは「つながる力」で、女性をはじめさまざまな背景を持つ人々のアイデアを尊重し、イノベーションが生まれやすい環境を作る必要があるとのこと。また日本の成人の学力は男女ともにOECD加盟国中1位だそうで、日本の女性が男性と同程度働けば、日本のGDPは2倍になるとの試算も。改めて日本女性の潜在力を実感する機会となりました。
 




 

(3)チェンジ・デザイン・アワード2020表彰式

 社内「仕組み」を変えることで「行動」が変わり、女性の活躍につながった事例の中から最も優れた取組を選定し、知事より「チェンジ・デザイン・アワード2020」の「グランプリ」および「準グランプリ」を授与しました。
■知事の講評
・グランプリ  井村屋グループ
職群制度を改正に先立ち、2年間かけ全社員に面接を行い、社員の理解と合意を得るというプロセスを踏まれたことがすごいところ。組織の文化を変えるときは、一人一人が腹落ちしないと前に進まない。
 ・準グランプリ  株式会社光機械製作所
一人一人の事情に合わせて働き方を選べるようにすることは、一見コストがかかるように思えるが、各自が意欲をもって取り組んでもらうことにより生産性が向上し、多様な人材の活躍にもつながっている。

 
最後に、グランプリの副賞として贈呈した井村屋グループの取組のPR動画を鑑賞しました。

 

(4)みえの女性リーダー育成講座「みえたま塾」成果発表及び閉講式

 仕事と家庭の「両立」にとどまらず、意思決定に関わる立場で職責を担う「リーダー層」の女性を増やすことを目的に、2019年10月から3か月にわたり開催した「みえたま塾」の成果発表と閉校式を行いました。
 3回の講座を通して、自身の目指すリーダー像を探りながら、会社への改善提案を作り上げた受講生の代表4名が、上司の方とともに登壇しました。
①エイベックス株式会社 出口さくらさん(総務経理部門)
■会社への提案
 「新入社員の早期離職率低減」
■上司(生駒執行役員)より

 従業員は最も大切な資産であり、是非この提案を一緒に実現させたい。今後もこの持ち前のエネルギーを仲間や会社、地域のために発揮してもらいたい。


 
②株式会社菜友 神谷愛未さん(スクールランチ事業部 リーダー)
■会社への提案
 「インフルエンザ予防接種費用の補助導入」
■上司(長瀬マネージャー)より

 彼女が自分の目指すリーダー像に向かっていく姿勢は、他の社員にもいい刺激になっており、ゆくゆくは次期リーダーを育成する側にもなってほしい。


 
③三重いすゞ自動車株式会社 清水啓子さん(サービス部サービス課)
■会社への提案
 「女性整備士の採用」
■上司(川口課長)より

 整備士不足は深刻な問題であり、是非実現できるよう、彼女と一緒に会社に働きかけていきたい。自分自身受け身は嫌いなので、彼女には自分を超える攻めの姿勢で頑張ってほしい。


 
 ④株式会社リョーケン 中根真咲子さん(建設事業部業務管理課)
■会社への提案
 「業務の見える化」
■上司(加藤代表)より
 みえたま塾を受講し、これまで以上にコミュニケーション能力が上がり、他部署との連携もスムーズにいっている。このような機会をいただけて本当にありがたかった。
 
 
●閉講式
 受講生を代表し、日本土木工業株式会社の伊藤順子さんが終了証を受領



 最後に知事より「ポジションに関わらず、チームを、会社を、地域を良くしようという責任感のある人は、誰でもリーダーになる資格がある。受講生の皆さんにもそうあってほしい。上司や経営者の皆さんは、そんな彼女らの挑戦をこれからも温かく見守ってやってほしい」とエールを送りました。受講生の今後の活躍がとても楽しみです。

 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 環境生活部 ダイバーシティ社会推進課 男女共同参画班 〒514-8570 
津市広明町13番地
電話番号:059-224-2225 
ファクス番号:059-224-3069 
メールアドレス:iris@pref.mie.lg.jp

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