漁海況のページ No.17 平成26年7月4日
市場調査メモ | 魚種解説 |
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海況(関東・東海海況速報)
黒潮の概況(平成26年7月3日)
黒潮は都井岬沖でやや離岸、足摺岬南沖で大きく離岸、室戸岬沖でやや離岸し、潮岬に接岸した後、熊野灘沖~遠州灘沖をほぼ東へ流れ、三宅島・御蔵島の南を通過し、房総半島沖でやや離岸している。黒潮小蛇行が足摺岬沖を東進中。
熊野灘の概況
7月2日の調査船による観測では、熊野灘沖の黒潮北縁は33°20~25′N付近にあり、東へ4ノット程度の流れが観測された。黒潮の表層水温は25℃台。熊野灘では20m~200m層で観測開始以来7月としては最低水温を更新した測点があった。7月3日の調査船による観測では、伊勢湾内の表面水温は22~25℃前後で平年並~やや高め、10m層は19~22℃、底層では16~22℃台でほぼ平年並であった。熊野灘における下層を中心とした低水温基調は今後もしばらく持続する見込み。