6 所有の概況
1 世帯が所有する住宅・土地
現住居以外の住宅を所有する世帯は9.4%
土地を所有する世帯は26.9%
世帯における住宅と土地の所有状況をみると、住宅を所有する世帯が435,000世帯、土地を所有する世帯が417,000世帯となっており、それぞれ普通世帯の72.7%、69.7%となっている。
住宅を所有する世帯のうち現住居を所有するのは、428,000世帯(71.6%)、現住居以外の住宅を所有するのは、56,000世帯(9.4%)である。
また、土地を所有する世帯のうち、現住居の敷地を所有するのは405,000世帯、現住居の敷地以外の土地を所有するのは161,000世帯で、それぞれ普通世帯の67.7%、26.9%となっている。このうち、現住居の敷地以外の宅地などを所有するのは69,000世帯(11.5%)である。
世帯総数 (普通世帯) |
住宅を所有している世帯 | 土地を所有している世帯 | いずれも 所有して いない 世帯 |
||||||
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総数 1) | 現住居を 所有して いる世帯 |
現住居以外 の住宅を 所有して いる世帯 |
総数 1) | 現住居の 敷地を 所有して いる世帯 |
現住居の 敷地以外 の土地を 所有して いる世帯 |
現住居の 敷地以外 の宅地 などを 所有して いる世帯 |
|||
世帯数 | 598,000 | 435,000 | 428,000 | 56,000 | 417,000 | 405,000 | 161,000 | 69,000 | 139,000 |
割合 | - | 72.7 | 71.6 | 9.4 | 69.7 | 67.7 | 26.9 | 11.5 | 23.2 |
1) 内訳に重複があるため、総数とその内訳の合計は一致しない。 |
2 世帯が所有する現住居以外の住宅
世帯が現住居以外に所有する住宅は8万8千戸
現住居以外に住宅を所有する普通世帯は56,000世帯である。これらの世帯が所有する現住居以外の住宅数は88,000戸となっており、1世帯当たり1.6戸の住宅を所有していることになる。
この世帯が現住居以外に所有する住宅の用途をみると、「貸家用」が42,000戸で最も多く、現住居以外の住宅数の47.7%を占めている。このほかでは、「親族居住用」が27,000戸(30.7%)、売却用や取り壊すことになっている住宅である「その他」が16,000戸(18.2%)、「二次的住宅・別荘用」が3,000戸(3.4・刀jとなっている。
総 数 1) | 親族居住用 | 二次的住宅・別荘用 | 貸家用 | その他 | |
---|---|---|---|---|---|
住宅数(戸) | 88,000 | 27,000 | 3,000 | 42,000 | 16,000 |
割合(%) | - | 30.7 | 3.4 | 47.7 | 18.2 |
1) 現住居以外に所有する住宅の主な用途「不詳」を含む。 |
3 世帯が所有する現住居の敷地以外の宅地など
世帯が現住居の敷地以外に所有する宅地は8万5千件
現住居の敷地以外に宅地などを所有する普通世帯は69,000世帯で普通世帯全体に占める割合は11.5%である。この世帯が所有する現住居の敷地以外の宅地などの件数は85,000件となっており、現住居の敷地以外の宅地などを所有する世帯の1世帯当たり所有件数は1.2件となっている。
また、普通世帯が所有する現住居の敷地以外の宅地などの85,000件について利用現況別割合をみると「主に建物の敷地として利用」が55.3%と最も多く、次いで空き地や原野などの「利用していない」が25.9%、屋外駐車場などの「主に建物の敷地以外に利用」が18.8%となっている。
総 数 1) 2) |
主に建物の敷地として利用 | 主に建物の敷地以外に利用 | 利用していない(空き地・原野など) | |
---|---|---|---|---|
世帯数 | 69,000 | 39,000 | 14,000 | 20,000 |
割合(%) | - | 56.5 | 20.3 | 29.0 |
所有件数 | 85,000 | 47,000 | 16,000 | 22,000 |
割合(%) | - | 55.3 | 18.8 | 25.9 |
1) 利用現況が異なる宅地などを複数所有している場合があるため、内訳の計は総数に一致しない。 2) 現住居の敷地以外に所有する宅地などの利用現況「不詳」を含む。 |