三重県におけるデジタル社会の形成を推進していくために、令和4年12月に「みえのデジタル社会の形成に向けた戦略推進計画」を策定しました。
その取組方向の一つとして「産学官連携でのDXの推進」を定め、県内企業の意識啓発を図るとともに、企業や高等教育機関などによる新たなビジネスの創出につながるようなプロジェクトを推進することにより、DXを活用した社会的課題の解決に向け取り組むこととしています。
本計画を推進するため、経済産業省及び独立行政法人情報処理推進機構(IPA)により制度化された「地域DX推進ラボ」の選定を受け、「みえICT・データサイエンス推進協議会(三重県IoT推進ラボ)」を改組し、「みえDX推進ラボ」を令和5年4月4日に設立しました。
1 概要
(1) 目的
産学官金の連携により、中小企業等のDXの取組による新事業創出・地域課題解決を図ることを目的とする。(2) 事業の内容
ア DX推進のためのセミナー、マッチング等の実施イ 新事業創出・地域課題解決に向けたメンター等による支援等
ウ DX人材の育成
エ 会員の連携によるプロジェクトの推進と自立化支援
オ その他ラボの目的を達成するための事業
(3)会員
ア ラボの会員は、企業、大学、団体、地方自治体その他(1)の事業を実施するために相応しいものとする。イ ラボに入会を希望する者は、その旨を事務局に申し出るものとする。
ウ 次のいずれかに該当する場合は、会員の登録を取り消すことができるものとする。
(ア)会員から退会の申し出があったとき
(イ)会員の活動がラボの目的に反すると事務局が認めるとき
(ウ)法令違反等社会通念上好ましくない行為があったとき
(エ)その他、登録を取り消すことが適当であると事務局が認めるとき
(4)組織
ア 総会会員全員で組織し、本ラボの事業について情報交換及び議論を行う。
イ 企画運営会議
ラボの運営や事業企画についての検討を行う。
ウ みえDXサポーター
県内中小企業等のDXの取組に対する支援を行う。
エ プロジェクトワーキンググループ
(2)の事業を推進するために、必要に応じて設置する。
2 会員
みえDX推進ラボの会員数は73団体(令和6年12月11日現在)です。3 入会・登録
みえDX推進ラボでは、活動にご参加いただける県内企業等の会員を募集しています。みえDXサポーターへの登録は、会員入会時または入会後にご登録ください。