令和7年4月の鉱工業生産指数は、前月比0.7%の上昇で3か月連続のプラスとなり、101.3(季節調整済指数、令和2年=100)となりました。上昇した業種は電気・情報通信機械工業、輸送機械工業、石油・石炭製品工業などで、低下した業種は電子部品・デバイス工業、化学工業、金属製品工業などでした。
一方、鉱工業生産者製品在庫指数は、前月比6.5%の上昇で2か月ぶりのプラスとなり、88.8(季節調整済指数)となりました。上昇した業種は食料品工業、化学工業、電気機械工業(旧分類)などで、低下した業種は輸送機械工業、鉄鋼・非鉄金属工業、石油・石炭製品工業などでした。
また、原指数(令和2年=100)で前年同月比をみると、生産指数は0.2%の低下で3か月ぶりのマイナスとなり、在庫指数は6.3%の上昇で3か月連続のプラスとなりました。