令和7年7月の鉱工業生産指数は、前月比3.5%の低下で2か月連続のマイナスとなり、99.7(季節調整済指数、令和2年=100)となりました。低下した業種は電子部品・デバイス工業、石油・石炭製品工業、食料品工業などで、上昇した業種は輸送機械工業、電気・情報通信機械工業、プラスチック製品工業などでした。
一方、鉱工業生産者製品在庫指数は、前月比1.9%の低下で2か月連続のマイナスとなり、94.1(季節調整済指数)となりました。低下した業種は化学工業、石油・石炭製品工業、食料品工業などで、上昇した業種は輸送機械工業、窯業・土石製品工業、パルプ・紙・紙加工品工業などでした。
また、原指数(令和2年=100)で前年同月比をみると、生産指数は5.4%の減少で3か月ぶりのマイナスとなり、在庫指数は12.1%の上昇で6か月連続のプラスとなりました。