令和7年9月の鉱工業生産指数は、前月比12.9%の上昇で4か月ぶりのプラスとなり、109.6(季節調整済指数、令和2年=100)となりました。上昇した業種は電子部品・デバイス工業、石油・石炭製品工業、輸送機械工業などで、低下した業種は金属製品工業、その他製品工業、業務用機械工業などでした。
一方、鉱工業生産者製品在庫指数は、前月比3.5%の上昇で4か月ぶりのプラスとなり、95.5(季節調整済指数)となりました。上昇した業種は電気機械工業(旧分類)、輸送機械工業、石油・石炭製品工業などで、低下した業種は食料品工業、汎用・生産用・業務用機械工業、化学工業などでした。
また、原指数(令和2年=100)で前年同月比をみると、生産指数は6.3%の上昇で3か月ぶりのプラスとなり、在庫指数は3.9%の上昇で8か月連続のプラスとなりました。