総務省が実施する、令和2年度ふるさとづくり大賞において、いなべ市が地方自治体表彰を受賞しましたのでお知らせします。
1 ふるさとづくり大賞 地方自治体表彰の受賞者について
(1)受賞者 いなべ市
(2)取組内容
いなべ市では、“休眠楽器”の寄附を受け入れるだけでなく、ふるさと納税の制度を適用させた
全国初の取組である「楽器寄附ふるさと納税」を実施しています。
この取組では、全国に眠る使われなくなった楽器を寄附していただき、楽器が不足している
市の中学校や高校などに届けています。寄附を希望する方が、専用WEBサイトから申し込むと、
市と連携する株式会社マーケットエンタープライズが楽器の査定(型番等による一次査定と
現物による二次査定)を行い、査定額(寄附額)に納得していただけた場合に寄附が成立します。
楽器は市内の学校などに届けられ、寄附者は楽器の査定額に応じて、税金の控除が受けられます。
(3)受賞理由
受賞にあたっては、ふるさと納税と寄附を合わせた新しいスキームを作り上げた点や、郷里の次
世代への育みにつながる無理のない取組である点が評価されました。
2 表彰式
今年度の表彰式は新型コロナウイルス感染症の影響により中止となりました。
3 ふるさとづくり大賞とは
ふるさとづくり大賞は、それぞれがこころをよせる地域「ふるさと」をより良くしようと頑張る団体、個人を表彰することにより、ふるさとづくりへの情熱や想いを高め、豊かで活力ある地域社会の構築を図ることを目的に実施されています。
この表彰制度は、昭和58年度に創設されて今回で38回目となり、本県では15事例目の受賞となります。
(参考)三重県による過去5年間の受賞者・受賞団体
平成28年度 個人表彰 内山 裕紀子さん(尾鷲市)
平成29年度 団体表彰 特定非営利法人のってこらい(熊野市)