三重県内市町の令和6年度普通会計決算、健全化判断比率等(速報)及び公営企業会計決算の概要を公表します。
1 普通会計決算の状況
(1)決算規模・決算収支
① 歳入総額 8,848億2,797万円
地方税が減少した一方、地方交付税や地方債が増加したことなどから、前年度に比べて284億
3,236万円(+3.3%)増加しました。
② 歳出総額 8,586億8,084万円
人件費、扶助費、普通建設事業費等が増加したことなどから、前年度に比べて305億7,689万
円(+3.7%)増加しました。
③ 実質収支 合計202億1,871万円
昭和63年度以降37年連続で全団体の実質収支が黒字となりました。
(2)財政分析指標等
① 経常収支比率 県平均92.2%
前年度に比べて1.4ポイント上昇しました。
② 地方債現在高 5,874億3,091万円
前年度末より205億9,921万円(▲3.4%)減少しました。
③ 積立金現在高 2,890億4,447万円
前年度末より9億897万円(+0.3%)増加しました。
2 健全化判断比率等の状況
(1)実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率
いずれも早期健全化基準以上の団体はありません。
(2)資金不足比率
経営健全化基準(20%)以上の公営企業会計及び資金不足がある公営企業会計はともに
ありません。
3 公営企業会計決算の状況
決算規模は2,254億4,782万円(法適用 2,193億6,511万円、法非適用 60億8,271万円)で、
前年度の2,216億9,124万円に比べ37億5,658万円、1.7%の増となっています。
※ その他概要につきましては、別添資料のとおりです。
(参考)健全化判断比率に係る早期健全化基準(市区町村)
・実質赤字比率:財政規模に応じて11.25%から15%
・連結実質赤字比率:財政規模に応じて16.25%から20%
・実質公債費比率:25%
・将来負担比率:350%