本年9月12日の大雨により四日市市街の地下駐車場が浸水したことに伴い、同様の被害防止に向けて、地下空間における浸水対策の再確認と報告を県内市町へ依頼していました。この度、調査結果がまとまりましたので公表します。
1.調査の概要
・9月22日及び10月1日付文書で県内市町へ依頼。
・県内全市町から回答。
・地下街等(※)の数、浸水想定区域内にある地下街等の浸水防止対策の浸水防止用設備(止水板・
排水ポンプ・非常用発電機など)の有無と、避難確保計画等及び浸水防止計画等の作成状況
※「地下街等」の定義
①建築基準法に基づく特定建築物(不特定多数が利用する建築物。用途が店舗、旅館、
公共施設など)のうち地階のあるもの
②500㎡以上の地下構造を有する駐車場
③その他浸水対策が必要と市町が判断する施設
2.結果の概要 詳細は別添とりまとめ表を参照
・対象施設数 92
・ハード対策として設備のある施設数と割合
止水板 手動12(13%)、動力2(2%)
排水ポンプ 44(48%)
非常用電源 42(46%)
・ソフト対策として、避難確保計画や浸水防止計画等を定めている施設数と割合
避難確保計画等 8(9%)
浸水防止計画等 3(3%)