三重県では、令和5年度の取組として、自動車部品サプライチェーン(供給網)におけるカーボンニュートラル実現のための取組を進めています。
今年度は、自動車部品サプライチェーンを構成する企業間のデータ連携による製品単位CO2排出量の算定や専門家による省エネルギー化のための診断などを通じて、企業におけるCO2排出量の見える化、削減の支援を行います。
本事業は令和5年3月に経済産業省と環境省が共同で発表した「カーボンフットプリントガイドライン」に則って算定する先駆的な実証事例となります。
また、本事業実施にあたっては、経済産業省及び一般社団法人日本自動車部品工業会(令和5年2月に三重県とカーボンニュートラル実現等に関する連携協定を締結)と連携して取組を進めていきます。
記
1 取組名 令和5年度自動車部品サプライチェーンにおける製品単位CO2排出量算定・削減支援実証事業
2 実施主体 地域脱炭素経営支援共同事業体(株式会社ゼロボード及び株式会社レクサーリサーチによる共同事業体。両社は国のカーボンフットプリントガイドライン策定にも参画)
3 対象企業 3社(公募により選定)
(1)自動車メーカーと直接取引がある事業者(Tier1) 光精工株式会社(桑名市)
(2)Tier1事業者と直接取引がある事業者(Tier2) 株式会社佐藤技研(桑名市)、株式会社関村製作所(員弁郡東員町)
4 実証期間 令和5年7月から令和6年2月頃まで
5 成果発表会 令和6年3月頃
6 連携体制 株式会社百五銀行も地域金融機関の観点から助言・支援等を行います。
7 その他 成果発表会の詳細については、改めて資料提供を行います。