県内観光地の取組を強力に支援し、地域の活力を生み出していくため、REVICと連携したモデル事業を実施し、今後の観光地づくりに連携して取り組みます。
1 目的
観光地の核となる宿泊施設においては、従来から経営の効率化、人材不足といった課題を抱えてお
り、加えて、今般の新型コロナウイルス感染症により、県内観光産業に深刻な影響が広がっています。
こうした課題の解決や、魅力的な観光地づくりに向けて、県が主導してモデル事業として取り組みま
す。
2 モデル事業内容
鳥羽市の相差地域を対象地域として、旅館経営の効率化や地域の魅力づくりに向けた取組を、今年度
の実証事業として実施します。
モデル事業の実施に当たっては、地域のDMOとも十分に連携しつつ、全国で「観光遺産産業化ファ
ンド」による観光地づくり事業を通じてノウハウを有するREVICと連携して取り組みます。
※地域経済活性化支援機構(REVIC)について
地域経済活性化支援機構(REVIC)は、我が国の地域経済の活性化を図り、信用秩序の基盤強化に資するため、中小企業者等の事業再生支援及び地域の活性化支援を行う機関として2013年3月に前身の企業再生支援機構を改組する形で設立された組織。
全国各地で地域経済の活性化に資する支援に取り組むとともに、地域金融機関に対して専門人材による知見・ノウハウの移転に取り組んでいる。