本日、三重県は、株式会社百五銀行、株式会社第三銀行、桑名三重信用金庫及び株式会社地域経済活性化支援機構(REVIC)と共同で、「三重県における観光による地域活性化に関する連携協定」を締結します。
本協定を踏まえ、三重県内で持続可能な観光地づくりによる地域活性化に向けた取組を着実に進めていくため、本協定当事者が連携し、REVICの「観光遺産産業化ファンド」のスキームを活用して、観光産業の活性化に向けた地域の活動を支援していきます。
【本協定の概要】
「日本の文化聖地」である三重県への旅は、古くから「一生に一度はお伊勢参り」と言われ、日本人の心のふるさととして親しまれ、美しい自然と、豊かな食と、日本を象徴する伝統と文化に満ちた三重県の魅力は、国内にとどまらず海外からの注目も集まっています。
三重県が世界に誇る魅力を次の世代に引き継ぎ、また、国内外からの観光の活力を地域に取り込むことで地域の持続可能な発展につなげていくためには、観光の産業化に向けて、地域の将来を担う人材を育て、地域が主体となって観光地づくりに取り組むサイクルを構築していく必要があります。
本協定は、持続可能な観光地づくりによる地域活性化に向けた取組みを着実に進めていくため、5者が連携し、「観光遺産産業化ファンド」のスキームを活用して、地域の活動を支援していくことを目的としています。
【観光遺産産業化ファンドの概要】
REVICの「観光遺産産業化ファンド」は、「日本ならでは」の魅力を持つ観光資源である「観光遺産(文化遺産・自然遺産等)」を活用する観光事業者に対し、出資および経営人材等のハンズオン支援を通じて、地方への誘客および地域の観光消費額増加等を図ることを目的として2019年6月に設立。