これまで災害時において、「道の駅」が避難住民の受入や被災地支援の前線基地となるなど、防災拠点としての機能を発揮してきたことを踏まえ、「道の駅」第3ステージの最重要の取組として、国土交通省が都道府県の地域防災計画等で、広域的な防災拠点に位置づけられている「道の駅」について「防災道の駅」として選定します。
本日(6月11日)、国土交通省から発表された「防災道の駅」初回選定において、他都道府県の38駅とともに道の駅「伊勢志摩」が選定されました。
(選定要件)
①都道府県が策定する広域的な防災計画(地域防災計画もしくは受援計画)及び新広域道
路交通計画(国土交通省と都道府県で策定中)に広域的な防災拠点として位置づけられ
ていること
②災害時に求められる機能に応じて、以下に示す施設、体制が整っていること
・建物の耐震化、無停電化、通信や水の確保等により、災害時においても業務実施可能
な施設となっていること
・災害時の支援活動に必要なスペースとして、2,500m2以上の駐車場を備えているこ
と
・道の駅の設置者である市町村と道路管理者の役割分担等が定まったBCP(業務継続
計画)が策定されていること
③②が整っていない場合については、今後3年程度で必要な機能、施設、体制を整えるた
めの具体的な計画があること
<国土交通省HP>
https://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_001460.html