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■県民の皆さんから寄せられた「声」の概要■
先日、休日に体調を崩し、高熱や吐き気の症状がありましたので、市販薬を服用し、安静にしていました。水分補給のために立ち上がったところ、めまい、急な発汗、手足のしびれがあり、歩けなくなり、救急車を呼びました。しかし、病院に到着する頃には、症状は軽くなっており、検査後帰宅しました。自分が搬送されている間に、もっと重い症状の方が救急要請していたらと思い、救急車を呼ぶほどではなかったと反省しました。
調べたところ、急なけがや病気をした際に、救急車を呼ぶか、いますぐ病院に行ったほうがいいのかなど判断に迷った場合に専門家から電話でアドバイスを受けることができる窓口の救急安心センター事業(♯7119)がありましたが、三重県は未実施と知りました。ぜひ三重県でもそのようなサービスを受けられ、安心して暮らせるようにお願いします。
●防災対策部 消防・保安課
<県の考え方・取組・方針>
このたびは、貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございます。
「#7119(救急安心センター事業)」については、24時間365日体制で「いつでも、どこでも、同一の電話番号で相談が行えるもの」として、総務省消防庁では全国展開をめざしており、原則として都道府県単位での実施を求めているものです。
しかしながら、#7119を導入するにあたっては、既に#7119とは異なる独自の電話番号を設置している市町等については、#7119の導入に対するメリットとコスト負担について理解していただくこと、#7119を導入していない市町等については、#7119の必要性や導入・運営に要する新たなコスト負担について理解していただくことなどの課題があります。このような状況を受けて、国では令和2年5月に「救急業務の在り方に関する検討会」のなかに「#7119の全国展開に向けた検討部会」(以下「検討部会」という。)を設置し、検討を行っています。
本県では、これを好機と捉え、令和2年11月に総務省消防庁の職員等を招き、市町及び消防本部の職員を対象とした勉強会を開催し、同事業の有用性とともに、現在の国における検討部会の検討状況などを説明いただき、機運の醸成を図ったところです。
今後は、今年度末にまとめられる検討部会の最終報告及び同報告を受けて実施される国の事業展開を注視し、国、市町及び消防機関と連携しながら、検討を進めてまいりたいと考えています。
今後も引き続き県政の推進にご理解とご支援を賜りますようお願いいたします。
<三重県総合計画>
【政策】命を守る
【施策】地域医療提供体制の確保
【事業】救急医療等の確保