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受付年月 | 受付方法 | 受付件名 | 応対所属名 | カテゴリ名 |
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■県民の皆さんから寄せられた「声」の概要■
世界で二酸化炭素排出量の削減が課題になっていますが、三重県では電気自動車充電スタンドが少なく感じます。今後、県としてはどのような取組をしていくのかお聞きしたいです。
●環境生活部 地球温暖化対策課
<県の考え方・取組・方針>
このたびは、ご意見をいただきありがとうございます。
電気自動車の普及にあたっては、ご意見をいただいたように電気自動車(EV)充電スタンドの充実も必要な対策の一つであると考えています。
三重県では、国の支援制度の紹介等によりEV充電スタンドの充実を図っており、2022年9月現在、県内に407拠点のEV充電スタンドが設置されています。また、県有施設の5か所(県営サンアリーナ、本庁舎、桑名庁舎、伊勢庁舎、尾鷲庁舎)にEV充電スタンドを設置・供用しており、今後も引き続きこうした取組を通じて、電気自動車の利便性向上及び普及に努めてまいりますので、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いします。
<三重県総合計画>
【政策】(旧総合計画)環境を守る
【施策】環境への負荷が少ない持続可能な社会づくり
【事業】地球温暖化対策の推進
■県民の皆さんから寄せられた「声」の概要■
真夏の熱くなった車内の温度を下げるために、エアコンをかけますがエネルギーの無駄ではないでしょうか。車内が断熱化された空間であれば、一度かけた冷房が長持ちします。バッテリーの消費電力やガソリンの消費が少ない量で済むようになり、冬場であれば熱が逃げないので暖房費を抑えられます。住宅、ビル、工事用重機、船、列車、トラックなどの閉鎖空間でも断熱化の技術は使用可能です。日本だけでなく、世界で断熱化の技術を進めれば、脱炭素化に向けて大きく前進するものだと思います。脱炭素化に向けて断熱化を推し進めることが、エネルギーを無駄にしない成長戦略なのではないでしょうか。
●環境生活部 地球温暖化対策課
<県の考え方・取組・方針>
このたびは、ご意見をいただきありがとうございます。
脱炭素社会の実現に向けては、ご意見をいただいたように住宅、ビル等における断熱化によるエネルギー利用効率の向上も必要な対策の一つであると考えています。
三重県では、三重県地球温暖化対策総合計画を策定し、建築物の省エネ化・ZEB(※1) 化の促進、省エネ住宅・ZEH(※2)の普及啓発といった温室効果ガスの排出削減対策に取り組んでいるところです。
今後も、温室効果ガスの削減に向けた国内外の動向など最新情報の収集等を行うとともに、県民の皆さまからいただく様々なご意見を参考にしながら取り組んでいきたいと考えていますので、引き続き、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いします。
(※1)ZEB(ゼブ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル):
先進的な建築設計によるエネルギー負荷の抑制やパッシブ技術の採用による自然エネルギーの積極的な活用、高効率な設備システムの導入等により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギー化を実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、エネルギー自立度を極力高め、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることをめざした建築物。
(※2)ZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス):
外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることをめざした住宅。
<三重県総合計画>
【政策】(旧総合計画)環境を守る
【施策】環境への負荷が少ない持続可能な社会づくり
【事業】地球温暖化対策の推進
■県民の皆さんから寄せられた「声」の概要■
電気自動車(EV)が自動車メーカーから発売されています。国や東京都では補助金があるようですが三重県では補助金はないのですか。環境に配慮したものを普及させる環境保護先進県となってほしいです。
●環境生活部 地球温暖化対策課
<県の考え方・取組・方針>
このたびはご意見をいただきありがとうございます。
電気自動車(EV)等の購入にあたっては、三重県独自の補助制度はなく、国の支援制度を活用いただいているところです。EVの普及に関しましては、イベント等で展示や試乗会を行うなどの情報提供を行うとともに、平成29(2017)年度以降、公用車としてEVやプラグインハイブリッド自動車(PHV)の計画的な導入を進めているところです。また、EVを利用されている方の利便性を高めるため、県営サンアリーナと県庁舎(県庁、桑名、伊勢、尾鷲)に電気自動車用充電器を設置・供用しており、今後も引き続きこうした取組を通じてEV等の次世代自動車の普及に努めてまいります。
<三重県総合計画>
【政策】(旧総合計画)環境を守る
【施策】環境への負荷が少ない持続可能な社会づくり
【事業】地球温暖化対策の推進
■県民の皆さんから寄せられた「声」の概要■
リサイクルボックスの無い清涼飲料の自動販売機があり、空き缶やペットボトルがゴミとして道に散乱し、川や海に流れ、海洋プラスティック問題等の一因となっています。ボランティアで空き缶ペットボトルを拾ってくださる方がみえますが、一時的にきれいになるだけです。自動販売機を設置する際にはリサイクルボックスも併せて設置するべきであり、県から国へ法律の制定を依頼できませんか。また、県で条例を制定したり、県から清涼飲料の製造メーカーにリサイクルボックスの設置を依頼できませんか。
●環境生活部 廃棄物・リサイクル課
<県の考え方・取組・方針>
ご提案ありがとうございます。
ご指摘のとおり、ポイ捨てごみは環境美化の観点だけでなく、台風など大雨の時に川や海へ流出してしまう恐れがあり、県で実施した河川に流入したプラスチックごみ調査の結果においても、約7割がペットボトルやレジ袋などの生活系ごみであることがわかっております。
県においては、三重県生活環境の保全に関する条例により、ごみの散乱防止その他環境美化に配慮した行動を求めており、各市町においてもポイ捨てを禁止する条例が制定されているところです。
このような状況の中、飲料メーカーをはじめとする事業者は、自主的に自動販売機横にリサイクルボックスを設置し、その回収やリサイクル等の処理を行っています。
県の調査ではリサイクルボックス内に異物が約2割混入していることがわかっており、この異物の処理費用も事業者が負担しているところです。
リサイクルボックスの周辺にごみが持ち込まれ散乱することや危険物が置かれるといった問題もあります。
廃棄物に関する法令等では、廃棄物の排出者(この場合は購入者の方)が分別排出や適正処分することが基本的な考え方となっていることなどから、販売者へのリサイクルボックスの設置や投入されたものの処分を義務付けることは現時点では難しいと考えますが、県としても分別排出や適正処分をしっかりと呼びかけていくことが大切だと考えており、今後も市町や事業者と連携した取組を進めてまいります。
<三重県総合計画>
【政策】(旧総合計画)環境を守る
【施策】廃棄物総合対策の推進
【事業】プラスチック等資源のスマートな利用の推進