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受付年月 | 受付方法 | 受付件名 | 応対所属名 | カテゴリ名 |
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■県民の皆さんから寄せられた「声」の概要■
個人番号カードを使用して高等学校等就学支援金の申請を私立高校にしていますが、高校から「三重県からの通達に基づいて、個人番号カードを使用する申請方法は利用しないように」との書面が届きました。個人番号カードの普及と利用促進は国の政策だと思いますが、なぜ県は国の政策に反するような通達を出されたのでしょうか。個人番号カードを利用したいという国民の権利を侵害しているのではありませんか。高校からの書面には、「期日までに手続き方法を変更するように」との指示もありましたが、どのような申請方法を利用するかは、個人の自由ではありませんか。
三重県は「強じんな美し国ビジョンみえ(仮称)」および「みえ元気プラン(仮称)」においてDXを推進しており、この通達は県の取組に反していると思います。国が認めている個人番号カードを利用した高等学校等就学支援金の申請について、三重県では認めないと通達したことは適切でしょうか。県の考えをお聞きします。
●環境生活部 私学課
<県の考え方・取組・方針>
このたびはご意見をいただきありがとうございます。
令和4年度高等学校等就学支援金に係るオンライン申請を行う際の「収入状況提出方法」については、基本的にすべての申請者において「個人番号カードを使用して課税情報を提出する」のではなく、「個人番号を入力する」ことをお願いしていました。その理由については、申請者が個人番号カードを使用して課税情報を提出すると、私学課では個人番号を使用した課税情報の取得ができないことから、毎年度、申請者が個人番号カードを使用して課税情報を入手し収入状況届を提出する必要があることや、その手続きに不備があった際の認定業務に遅れが生じる懸念があることなど、申請者や学校の利便性及び効率性を考慮したためです。
しかし、国や県では行政におけるDXを推進していることから、申請者がオンライン申請を行う際の「収入状況提出方法」について、「個人番号カードを使用して課税情報を提出する」、「個人番号を入力する」いずれを選択することも可能である旨の取扱いを周知しました。今後も県民の皆様が利用しやすい制度となるよう努めて参ります。
<三重県総合計画>
【政策】(旧総合計画)希望がかなう少子化対策の推進
【施策】子育て支援と幼児教育・保育の充実
【事業】子どもの貧困対策の推進
■県民の皆さんから寄せられた「声」の概要■
老いのプレーパーク事業については非常に有意義な取り組みであると感じており、「老人ハイスクール」の公演も二度拝見しました。
しかし、当事業の参加者から話を聞きますと、現在の状況は、参加者の皆さんは演劇をすることだけを楽しみに活動しているとのことでした。演劇を楽しむこと自体は素晴らしいことであり、何ら否定するものではありませんが、税金による当事業が、このような現状であることはいかがなものでしょうか。当初の事業の目的、方向性から逸脱しているのではないでしょうか。
参加者の皆さんが単に演劇を楽しみたいのであれば、自分たちだけで、自己負担によって活動すべきであると思います。当事業の趣旨を今一度再確認していただき、継続するのであれば、当初の計画どおり、数年間の活動を行い、公演で完結するという事業スパンに立ち返り、また新たに参加者を公募し、新しいメンバーで取り組んでいただきたいと思います。
●環境生活部 文化振興課
<県の考え方・取組・方針>
このたびはご意見をいただきありがとうございます。
三重県文化会館では、指定管理にて事業を行っており、平成29年度から令和元年度までの3年間を事業期間とし、アートの力で介護や老いの問題に向き合うことを目的とした『「介護を楽しむ」「明るく老いる」アートプロジェクト』を実施してまいりました。
このプロジェクトは、認知症の人とのコミュニケーションや介護の楽しさを学ぶ体験講座と、老いや介護に関心のある出演者を県内から公募し「明るい老い」をテーマにした演劇公演を行う老いのプレーパーク事業の二本立てで行ってきました。
令和元年度に3年間のアートプロジェクトの実証は一旦区切りを迎え、令和2年度からはこれまでの活動を市町に還元するため、1年につき1市町にて体験講座と出張公演を行っています。今後もこれら二つの事業により、認知症の人とのコミュニケーションや介護の楽しさ、「明るく老いる」ことについて考える機会を提供し、介護や老いに対する理解を深める取組を行っていきますのでご理解のほどよろしくお願いします。
<三重県総合計画>
【政策】(旧総合計画)学びの充実
【施策】文化と生涯学習の振興
【事業】文化にふれ親しみ、創造する機会の充実