工業製品の放射線量測定について
1 目的
東京電力福島第一原子力発電所による放射能漏れ汚染の影響で、農作物や食品だけでなく、機械、電子機器や自動車部品などの工業製品においても、輸出取引の際に相手国から放射能検査証明書等の提出が求められるケースが増えています。このことに対応するため、工業研究所では、「工業製品放射線測定実施要領」を定め、県内の事業所が製造する工業製品に関する残留放射能測定を次の通り行っています。
2 測定場所
- 三重県工業研究所(津市高茶屋5-5-45)
- 三重県工業研究所窯業研究室(四日市市東阿倉川788)
3 測定対象
- 三重県内の企業が生産する工業製品(食品及び液体は除く)
- 大きさは、原則として1m×1m×1mかつ30kg以内とします。
- 測定品は内容物が飛散しないように透明なビニール袋に入れ、梱包して口を 閉じた状態で持ち込んでください。
4 測定料金
無料とします。5 測定件数
1企業1申請あたり5点までとします。6 注意事項
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測定は、事前に予約申込をしていただいた上で実施します。担当者と相談の上、放射線量測定申請書(様式第1号)に必要事項を記入し、指定された測定日当日に持参願います。また、予約確定後に注意事項「放射線量測定希望者様へ(放射線量測定に係る注意事項)」を記載した文書を送りますので必ずお読みください。
- 測定室での本測定の前に、運搬荷姿のまま放射線量を外部から測定する1次スクリーニングを行います。このとき、表面汚染度が工業研究所が定める一定基準を超えた場合には、本測定を行いません。
- その他特殊なサンプルを測定される場合などについては、事前にご相談ください。
7 予約申込先、問い合わせ先
三重県工業研究所 ものづくり研究課(津市)
電話:059-234-4374
三重県工業研究所 窯業研究室
電話:059-331-2381
8 様式等(抜粋)
三重県工業研究所 工業製品放射線量測定実施要領(PDF:171KB)H24.2.17改正
放射線量測定申請書(様式第1号)(WORD:36KB)H23.11.14改正
放射線量測定申請書(様式第1号)記載例(PDF:69KB)H23.11.14改正