令和7年度障がい者を対象とした三重県職員・市町立小中学校職員採用選考受験案内(点字受験者用)
県内に居住する障がい者の雇用の促進を図るため、三重県職員採用選考及び市町立小中学校職員採用選考を次のとおり行います。
令和7年度の主な改正点
「一般事務」の受験可能年齢の上限を49歳(令和8年4月1日現在)に引き上げます。
1 試験区分、採用予定数及び職務内容
選考の種類 三重県職員採用選考
試験区分 一般事務
採用予定数 約 5 名
職務内容 知事部局、教育委員会、企業庁及び病院事業庁等において、行政事務に従事します。
選考の種類 市町立小中学校職員採用選考
試験区分 学校事務
採用予定数 約 1 名
職務内容 市町立小中学校において、一般事務に従事します。
○ 点字による受験が可能です。(補助として音声パソコン及び点字器が使用できます。)
○ 試験区分「一般事務」と「学校事務」では受験資格(年齢要件)が異なります。詳細は、「2.受験資格」(1)を参照してください。
○ 採用予定数は、欠員状況等により変更になる場合があります。
○ 申込みは、いずれか1つの試験区分に限ります。申込後の試験区分の変更は認めません。
○ 市町立小中学校職員採用選考による採用者は、県の教育委員会が任命権を有する市町職員であり、県職員との人事交流はありません。
2 受験資格
次のすべての要件を満たす人が受験できます。
(1)試験区分「一般事務」は、昭和51年4月2日から平成20年4月1日までに生まれた人
試験区分「学校事務」は、平成3年4月2日から平成20年4月1日までに生まれた人
(2)次に掲げるいずれかの手帳等の交付を受けている人
①身体障害者手帳(障がいの程度が1級から6級までの人)
②精神障害者保健福祉手帳
③都道府県知事もしくは政令指定都市市長が発行する療育手帳または児童相談所、知的障害者更生相談所、精神保健福祉センター、精神保健指定医、地域障害者職業センターによる知的障がい者であることの判定書
※手帳等は、受験申込日及び受験日当日において有効であることが必要です。
(3)県内に居住している人(ただし、通学等のため一時県外に居住している人は受験可能)
(4)地方公務員法第16条の欠格条項に該当しない人(次のいずれにも該当しない人)
①拘禁刑以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又はその執行を受けることがなくなるまでの人
②三重県職員として(市町立小中学校職員にあっては、三重県教育委員会により)懲戒免職の処分を受け、その処分の日から2年を経過しない人
③日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した人
④平成11年改正前の民法の規定による準禁治産の宣告を受けている人(心神耗弱を原因とする人以外)
※日本の国籍を有しない人も受験できます。
※採用については、「6.採用」をご確認ください。
3 選考の日時、会場及び合格者発表
日時 第1次選考 令和7年11月2日(日)
会場 三重県津庁舎(津市桜橋3丁目446-34)
(時間割・予定)
9:00 受付開始
9:30 注意事項説明等
10:00 教養試験(180分)
13:00 昼食・休憩
13:40 注意事項説明等
13:50 作文試験(90分)
15:20 終了予定
合格者発表 令和7年11月18日(火)(予定)
受験者全員に合否の結果を書面で通知します。
また、三重県職員採用案内ホームページでも合格者受験番号を確認できます。
第2次選考 令和7年11月26日(水)から12月9日(火)までのうち、いずれか指定する日(午前または午後の半日)
(詳細については、第1次選考合格者に通知します。)
会場 三重県津庁舎(津市桜橋3丁目446-34)
合格者発表 令和7年12月18日(木)(予定)
第2次選考受験者全員に合否の結果を書面で通知します。また、三重県職員採用案内ホームページでも合格者受験番号を確認できます。
○ やむを得ない事情により試験日時、試験会場、合格発表日等を変更する場合があります。
○ 第1次選考について、点字による受験の場合は、会場内の別室で試験を行います。
4 選考の方法
第1次選考
試験種目 教養試験
配点 40
基準点 14
内容 公務員として必要な一般的知識及び知能についての択一式による筆記試験を行います。
出題数 40題
試験時間 180分
試験種目 作文試験
配点 20
基準点 4
内容 一般的な課題に対する表現力等の能力についての記述式による筆記試験を行います。600字(点字用紙(横194mm×縦270mm)片面 3枚)
試験時間 90分
第2次選考
試験種目 総合人物試験
配点 60
基準点 5段階で評定し、上位4段階に評定されること。(評定結果に応じて、配点されます。)
内容 人柄、性格等についての個別面接及び適性検査を行います。
(1)試験問題について
①教養試験問題は高等学校卒業程度の難易度で出題します。
②教養試験の出題分野は、下記のとおりです。
出題分野
知識分野・・・時事、社会科学、人文科学、自然科学
知能分野・・・文章理解、判断推理、数的推理、資料解釈
③試験問題の形式や難易度を判断できる例示問題は、参考(試験問題例等)を参照してください。
④点字による受験の場合は、希望があれば補助として音声パソコン及び点字器を使用できます。なお、点字用紙は人事委員会事務局で用意します。
(2)得点及び合格者の決定方法について
第1次選考の合格者は、教養試験及び作文試験の合計得点順に決定し、最終合格者は、第1次選考及び第2次選考の合計得点順に採用予定数を勘案して決定します。ただし、基準点に達しない試験種目が一つでもある場合は、他の試験種目の成績にかかわらず原則として不合格となります。(基準点については、おおむねの基準であり、採用予定数確保のため、試験区分ごとに変更する場合があります。)
5 申込手続
申込書提出先 三重県人事委員会事務局
〒514‐0004 津市栄町1丁目891(三重県勤労者福祉会館4階)
申込方法
次のうち、いずれかの方法で申し込んでください。
※インターネットの利用環境が整っている方は、できる限りインターネットをご利用ください。
【推奨】インターネット
下記のホームページより、申し込んでください。
○三重県職員採用案内ホームページ https://www.pref.mie.lg.jp/saiyo/
○「整理番号」が表示されますので、お手元に受験票が届くまで、この番号を必ず控えておいてください。申込状況の確認や問い合わせ等に必要となることがあります。なお、申込後に届く「申込完了」メールの本文からも確認できます。
郵送・持参 受験申込に必要な事項を「申込書(活字版と共通)」または任意様式に墨字で記入のうえ、提出してください。
○郵送の場合・・・申込書を角型2号(33cm×24cm程度の大きさ)の封筒に入れ、封筒の表に「職員採用選考受験」と朱書し、必ず簡易書留郵便で送付してください。
○持参の場合・・・下記受付期間内に(土曜日、日曜日及び祝日を除く。)、三重県人事委員会事務局へ提出してください。
受付期間及び時間
インターネット:令和7年8月22日(金)~9月22日(月)
(9月22日(月)正午までに県サーバーへ到着したものまでを有効とします。)
郵送・持参:令和7年8月22日(金)~9月22日(月)(消印有効)
【持参の場合】午前8時30分~午後5時
申込み完了
受付済みの受験票が郵送にてお手元に到着することにより、申込みが完了となります。2週間程度経過しても受験票が到着しない場合は、三重県人事委員会事務局まで問い合わせてください。
申込みに係る共通事項
申込みの際には写真は不要です。(ただし、後日、人事委員会事務局から受験票が届きましたら、写真(6か月以内に撮影したもの、脱帽正面上半身、縦4cm・横3cmのもので、裏面に氏名記入必要)を貼り、試験当日持参してください。)
○ 受験資格の有無、申込書記載事項等の真否について確認を行います。なお、記載事項に虚偽があると、職員として採用される資格を失う場合があります。
○ 手話通訳の必要の有無、車椅子、ルーペ、拡大読書器、パソコン(※1、※2参照)及び点字器の使用の有無等、受験上の要望事項については申込書の所定欄に必ず記入してください。ただし、内容によっては、試験の実施上、お応えできない場合があります。また、車椅子、ルーペ、拡大読書器、パソコン及び点字器は各自で準備してください。
○ 申込書の様式に従って、各項目について記入してください。(自筆が困難な場合は、代筆でお願いします。)
○ 受験票と一緒に提出書類のお知らせを郵送します。提出書類は、第1次選考日に持参してください。
※1 パソコンの使用について
教養試験の解答及び作文試験の解答について希望者に許可します。ただし、使用できるOSはWindowsのみ、使用できるソフトはExcel及びWordのみとします。
※2 パソコンを使用する際の注意事項
(1)解答は、人事委員会事務局が用意する記憶媒体にある様式を用いて作成します。
試験中は試験員が認めた画面のみを開き、それ以外の画面への移動があった場合は、その時点で失格とします。
(2)解答は、人事委員会事務局が用意する記憶媒体に保存し、提出します。
(3)持ち込むパソコンには、試験に使用するための資料等を保存しないでください。
(4)試験中、パソコンがフリーズするなど、何らかの支障があった場合でも、試験時間延長等の特別の措置は行いません。
6 採用
(1)採用は令和8年4月1日の予定です。
(2)採用時に日本の国籍を有しない人で就労が制限されている在留資格の人は、採用されません。
(3)日本の国籍を有しない人の任用に当たっては、「公権力の行使又は公の意思の形成への参画に携わる職務を行うためには、日本国籍が必要である」という公務員の基本原則に沿った任用が行われます。(「公権力の行使又は公の意思の形成への参画」に該当する業務例等については、下記を参考にしてください。)
公権力の行使に該当する業務例
・公益法人の設立許可、立入検査 ・農地の転用許可
・税の賦課、徴収、滞納処分 ・貸金業者への業務停止命令
・学校法人の設立認可、解散命令 ・火薬類の製造許可
・食品営業施設の営業停止命令 ・建設業の許可
・児童福祉施設等への入所措置 ・屋外広告物の改善等措置命令
・一般廃棄物処理施設への立入検査 ・補助金等の交付決定
公の意思の形成への参画に該当する職
部長級、次長級、課長級等の職のうち、県行政について企画、立案及び決定に参画する職
7 給与、勤務時間及び休暇
(1)この選考に合格し、採用された場合には、「職員の給与に関する条例」等の規定による給料及び扶養手当、住居手当、通勤手当、期末・勤勉手当等の諸手当が支給されます。
令和7年4月に採用された職員の初任給は、おおむね次のとおりでした。
大学卒業者 約232,700円
短期大学卒業者 約218,700円
高等学校卒業者 約204,300円
(2)勤務時間は、8時30分から17時15分までの7時間45分(月曜日~金曜日)です。
ただし、職場によっては、異なる場合があります。
(3)年次有給休暇は、1年につき20日(採用年は、4月1日の採用の場合15日)あり、このほか特別休暇等があります。
8 試験成績の提供
結果通知と同時に、受験者本人の試験種目ごとの得点及び順位等を記載した試験成績を郵送します。(第1次選考においては、不合格者に限り試験成績を提供します。)
なお、基準に満たない試験種目がある場合は、総合順位の提供はありません。
◎受験上の注意事項
(1)携帯電話、スマートフォン等の電子機器類は、試験会場に入る前に必ず電源を切ってください。
(2)携帯電話、スマートフォン、スマートウォッチ等、通信機能を有するものは、時計としても一切使用できません。
(3)試験当日の服装は特に指定しておりませんので、過ごしやすい服装でお越しください。
◎第1次選考日に持参する書類
申込受付終了後、次の書類を郵送しますので、所定の事項を確認のうえ、第1次選考日に持参してください。
(1)受験票 写真を貼ってください。
(2)面接カード 墨字で記入してください。(代筆可)
※第2次選考の人物試験における質問の参考資料とするものですが、日程の都合上、第1次選考日に提出してください。
なお、上記書類のほか、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳等のいずれか、筆記用具(HBまたはBの鉛筆数本、黒のボールペン、消しゴム)、時計(計時機能だけのものに限る)及び昼食を持参してください。また、車椅子、ルーペ、拡大読書器、パソコン及び点字器を使用される方は各自で準備してください。
◎参考(試験問題例等)
○教養試験(試験問題例)
(1) 日本における外国人旅行者による観光に関する次の記述ア~エのうちには妥当なものが二つある。それらはどれか。
ア.コロナ禍以前の2019年における訪日外国人旅行者数は、日本人海外旅行者数を上回っていた。
イ.コロナ禍以前の2019年における訪日外国人旅行者数を国・地域別に見ると、東アジア諸国からの旅行者を中心とするアジアからの旅行者が全体の半分以上を占めていた。
ウ.コロナ禍以前の2019年における外国人延べ宿泊者数を都道府県別に見ると、最も多かったのは北海道であり、次いで沖縄県、東京都の順であった。
エ.今後、訪日外国人旅行者数の本格的な回復が見込まれるため、観光を専門的に取り扱う新たな省庁として観光庁を設置することが現在議論されている。
1.ア、イ
2.ア、エ
3.イ、ウ
4.イ、エ
5.ウ、エ
(正答 1)
(2) A~Gの7人が公園のジョギングコースで競走をした。7人が同時にスタートし、結果について次のことが分かっているとき、確実に言えるのはどれか。
・Aは、Bよりも11秒早くゴールし、Cよりも22秒遅くゴールした。
・Dは、Aと10秒差でゴールした。
・Eは、Bと16秒差でゴールし、Dよりも5秒遅くゴールした。
・Fは、Aと3秒差でゴールし、Gよりも20秒遅くゴールした。
1.Aは6位であった。
2.Cは2位であった。
3.Dは3位であった。
4.EはBよりも後にゴールした。
5.FはAよりも後にゴールした。
(正答 3)
○作文試験課題(令和6年度課題)
「仕事をするうえであなたが大切にしたいことをひとつ挙げ、なぜそう思うのか、あなたの考えを書いてください。」(600字)
◎試験会場について
三重県津庁舎(津市桜橋3丁目446-34)
JR・近鉄「津駅」から徒歩約15分または近鉄「江戸橋駅」から徒歩約10分
◎この試験に関する問い合わせ先
○三重県人事委員会事務局
〒514-0004 津市栄町1丁目891 三重県勤労者福祉会館4階
TEL 059-224-2932
三重県職員採用案内ホームページ https://www.pref.mie.lg.jp/saiyo/
三重県職員採用公式Ⅹ https://x.com/mie_saiyo
○三重県総務部人事課
〒514-8570 津市広明町13 TEL 059-224-2103
○三重県教育委員会事務局教職員課
〒514-8570 津市広明町13 TEL 059-224-2958
[受験申込に必要な事項]
所定の申込書への記入が難しい場合は、下記の事項を任意様式に墨字で記入のうえ、提出することができます。(障がい者を対象とした三重県職員及び市町立小中学校職員採用選考受験申込みと明記のこと)
受験を希望する試験区分
氏名(フリガナ)
生年月日
現住所(アパート・寮等に居住の場合はその名称まで詳しく記入してください。)
試験結果送付先(現住所と同じ場合は記入不要です。)
受験票送付先 現住所か試験結果送付先かを選択
電話番号(連絡のつきやすい番号)
Eメールアドレス(連絡のつきやすいアドレス)
最終学歴(専門学校等の場合は、それ以前の最終学歴を記入してください。)
学校名、学部名、学科名、在学期間、卒業・卒業見込み等の区分
○手帳記載事項(手帳に記載されている事項を記入してください)
手帳等の種類
交付機関名
交付年月日(再交付がある場合はその年月日も必要)
交付番号
障がい名
障がいの程度(級別)
○受験上の要望事項(該当するものを選択)
※車椅子、ルーペ、拡大読書器、パソコン、点字器を使用する方は、各自で準備してください。
手話通訳を必要と する・しない
車椅子を使用 する・しない
ルーペを使用 する・しない
拡大読書器を使用 する・しない
パソコンを使用 する・しない
駐車場の使用を希望 する・しない
点字による受験を希望 する・しない
音声パソコンの使用を希望 する・しない
点字器の使用を希望 する・しない
その他の要望事項(受験に際し希望する事項を具体的に記入してください。)