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おさかな雑録

No.29 ナルトビエイ 2010年9月30日

ナルトビエイ

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ナルトビエイ 鈴鹿市長太産 平成22年9月6日撮影

  9月4日に鈴鹿市長太地先の小型定置網で「ナルトビエイ」(体幅65cm,全長150cm,体重4.1kg)が捕獲されました。伊勢湾の漁業を考える上では,招かざる客です。
 三重県周辺では,平成19年3月に尾鷲市内の定置網で漁獲されたほか,翌年6月に四日市市楠地先の刺網でも捕獲され,初めて伊勢湾での生息が確認されました。その後,採捕情報はとだえていましたが,今回2年ぶりに伊勢湾での生息が確認されました。

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ナルトビエイの腹部と頭部 鈴鹿市長太産 平成22年9月6日撮影

 ナルトビエイは,西日本,有明海以南に分布します。水温17℃以上を好む暖海性のトビエイ類で,幅1.5m,体重20kgに成長します。ナルトビエイは群を成し,1日で自分の体重とほぼ同量の底生生物を補食するようです。このため,有明海や瀬戸内海のバカガイやアサリ漁場では,平成10年頃から大規模な食害被害が発生しています。近年は,地球温暖化による好適水温帯が北へ進むに伴い,食害水域の拡大が懸念されています。
 ナルトビエイが伊勢湾内で繁殖し個体数が増加すれば,二枚貝資源に大きな打撃を与えると考えられ,今後の動向を注視する必要があります。
 伊勢湾は温暖化傾向にあり,生物相の変化に注視する必要があります。
                                (2010年9月30日掲載 鈴鹿水産研究室)

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