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旬のおさかな情報

No.13 イワガキ 2014年6月26日

イワガキ

競りを待つイワガキ

 イワガキ 南伊勢町 宿浦 平成26年6月25日撮影

  早いもので、マガキのシーズンが終わったと思ったら、もうイワガキの季節になりました。

 南伊勢町の宿浦では、5月末から9月初旬にかけてイワガキが水揚げされます。ここでは天然物の漁獲は7月からなので、今並んでいるのは養殖物です

カキを並べる養殖漁業者

むき身のサンプル

  出荷者は自分の名前や屋号の下にカキをきれいに並べていきます。中には、殻を開けたものを傍らに置き、身入りをアピールしている人も居ます。殻一杯に詰まった身が、とても美味しそうです。

陳列されたイワガキ近景

 ん? 17と書いてあってもカキは18個、下は28とあるのにカキは30個あります・・・・

 実は宿浦では、カキは10個に1個を「おまけ」として並べておくのが、昔からの習わしだそうです。

  綺麗に掃除されたイワガキ

 よくみると殻にはフジツボなどの付着物を掃除した跡があり、手間をかけて商品を出荷していることがわかります。

  特大のイワガキ

 こんな特大サイズのも並んでいました(手の大きさは約19cm)。これ一個で満腹になりそう。。。

  イワガキは、マガキとはまた違った野性味のある味わいで、近年人気が高まっています。生食では殻を開けたなりに柚子ポン酢を掛け、大胆にすするのが楽しいですね。加熱するなら、殻ごとラップで包んで電子レンジにかけると、簡単に蒸し牡蠣が楽しめます。どちらも濃厚な初夏の旨味が身体の芯から沁み入りますよ。

 一般的に、天然物は身が淡い緑色をしていて磯の香りが濃い味わいなのに対し、養殖物は身が乳白色で、上品な旨味が楽しめると言います。ただし、これは育った環境によるものなので、色や味だけで明確に区別ができるとは限りません。

イワガキの水揚げは県内各地で盛期を迎え、地元の鮮魚店やスーパー、物産店、飲食店などで賞味できます。ぜひ、様々な産地のものを食べ比べてみてください。

(2014年6月26日掲載 企画・資源利用研究課)

 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 水産研究所 資源管理・海洋研究課 〒517-0404 
志摩市浜島町浜島3564-3
電話番号:0599-53-0016 
ファクス番号:0599-53-1843 
メールアドレス:suigi@pref.mie.lg.jp

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