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平成30年11月19日

三重県知事のタイ・シンガポール訪問(11月16日)の概要について

(時刻は現地時間。時差は日本時間に対してタイ:マイナス2時間、シンガポール:マイナス1時間)

 タイ訪問中の鈴木知事は、訪問3日目となる平成30年11月16日(金)現地時間8時にスワンナプーム国際空港(タイ・バンコク都)を出発し、11時15分にシンガポール・チャンギ国際空港に到着しました。
 シンガポールでは、日本から初となる活カキの輸出に向け、銀座ライオン・シンガポールで三重県産カキの美味しさを知ってもらうことを目的としたプロモーションイベントを実施したほか、農食品・獣医庁(AVA)の副長官と面談し、活カキ輸出に必要となる二枚貝衛生管理プログラムが承認されたことに感謝を述べるとともに、引き続き、残りの手続きに関する協議を早期に進めていただくよう依頼しました。

1 駐シンガポール日本国大使との面談
(1)日時
 平成30年11月16日(金曜日)13時30分から14時00分まで
(2)場所
 在シンガポール日本国大使館
(3)参加者
(相手方)
 在シンガポール日本国大使館 特命全権大使 山崎 純 ほか 計3名
(当方) 
 三重県知事 鈴木 英敬
 三重大学  副学長 西村 訓弘 ほか 計6名
(4)概要
 鈴木知事からは「活カキ輸出に向けたこれまでの大使館の協力に感謝したい。シンガポールの方々に三重県産カキの美味しさを知ってもらいたいので、引き続き大使のお力添えをお願いしたい。」と述べました。
山崎大使からは「三重県は自然が豊かであり、グルメや雪に関心があるシンガポール人にとって魅力がある県である。シンガポールにはオイスターバーが多くあり、他の国々との競争があると思うが、三重県の取組に期待している。」といった発言がありました。
 この他、観光分野での三重県とシンガポールの交流の可能性について活発な意見交換が行われました。

2 三重県産カキのプロモーション
(1)日時
 平成30年11月16日(金曜日)14時45分から15時45分まで
(2)場所
 銀座ライオン・シンガポール
(3)参加者
(相手方)
 銀座ライオン・シンガポール 総料理長 松原 潤
 銀座ライオン・シンガポール 店長   阿部 亮
(当方)
 三重県知事 鈴木 英敬
 有限会社丸善水産 取締役   中村 修一
 株式会社TA西村 代表取締役 西村 雄策
 尾鷲物産株式会社 常務取締役 飯沼 久
(招待者)
 現地メディア  7社9名
 現地食品事業者 5社7名
(4)概要
 日本から初めてとなる活カキ輸出の解禁に先立ち、三重県産カキのおいしさを知ってもらうため、銀座ライオン・シンガポール店(ビヤホール)で県内3産地の焼きカキ食べ比べフェア(11月16日(金)から18日(日)の3日間)を開催していただいています。この開催記念として、鈴木知事と松原総料理長との対談や、焼きカキの試食を行うプロモーションイベントを、現地メディア等を招待して行いました。
 松原総料理長との対談の中で鈴木知事は、「三重県のカキは、渋みが少なく、甘みが強い」、「日本政府が認める規格基準を上回る厳しい基準を義務化し、衛生管理を図っている」など、品質では日本のどこの産地のカキにも勝ることを説明するとともに、「県内3地区のカキを食べ比べていただき、三重県産のカキの良さを知ってもらいたい。」と発言しました。
 松原総料理長からは、「小さいころから的矢かきを食べていた。カキ小屋が海外の人にも人気なのは嬉しい。三重県出身者として、今後もシンガポールの方に向けた、カキをはじめとした三重県産品のアピールに協力していく。」とのお言葉をいただきました。
 その後、記念撮影及び試食が行われ、シンガポールのみなさんに向け、三重県産カキの魅力を発信しました。

3 シンガポール農食品・獣医庁(AVA)副長官訪問
(1)日時
 平成30年11月16日(金曜日)16時00分から16時45分まで
(2)場所
 シンガポール農食品・獣医庁(AVA)
(3)参加者
(相手方)
 シンガポール農食品・獣医庁(AVA)副長官 ヤップ・ヒム・ホー ほか 計5名
(当方) 
 三重県知事 鈴木 英敬
 在シンガポール日本国大使館 二等書記官 藤井 義光
 三重大学 副学長 西村 訓弘 ほか 計7名
(4)概要
 食品輸入規制を統括するシンガポール農食品・獣医庁を訪問し、活カキ輸出に必要な三重県の衛生管理プログラムが承認されたことを伝えられました。鈴木知事は、「日本で初めて三重県から輸出できることになり、大変感謝している。今後は、衛生証明書が発行されれば実際の輸出が可能になることが確認できたので、その様式等について引き続き政府間協議をお願いしたい。」と述べました。
 これに対し、ヤップ副長官からは「三重県では、カキについてきちんとした安全システムが確立されていることが確認できた。証明書等については、原案ができているので、今後両国で早期に協議を進めていく。」との発言がありました。
 また、鈴木知事から、三重県産のカキは、渋みが少なく甘みが強いなどの特徴と、日本国内では高く評価されていることを説明し、「ぜひともヤップ副長官にも三重県産のカキを味わっていただきたい。」と述べました。これに対し、ヤップ副長官から「三重県産のカキが極めて高品質であることが分かった。シンガポールで三重県産のカキが提供されるのを楽しみにしている。」との発言がありました。

4 日本食専門輸入商社(MIUMI社)へのトップセールス
(1)日時
 平成30年11月16日(金曜日)17時00分から18時00分まで
(2)場所
 MIUMI社
(3)参加者
(相手方)
 MIUMI社 シニアセールスマネージャー マシュー・ケンタン ほか 計2名
(当方)
 三重県知事 鈴木 英敬
 有限会社丸善水産 代表取締役 中村 修一
 株式会社TA西村 代表取締役 西村 雄策
 尾鷲物産株式会社 常務取締役 飯沼 久
 三重大学 副学長 西村 訓弘  ほか 計10名
(4)概要
 幅広い分野の食品を取り扱う輸入卸売業者Anglissグループ傘下の日本食専門輸入商社であるMIUMI社を訪問し、現在、シンガポールへの輸入解禁を目指している三重県産活カキをはじめとする県産水産物の販路開拓についてのトップセールスを行いました。
 鈴木知事からは、三重県産のカキについて「プランクトンの豊富な漁場環境を活かし、養殖には通常2,3年要するところを1年で出荷できるため、渋みが少なく甘みが強い。高品質であると評価されている。」などの特徴を説明しました。また、「三重県の活カキを輸出できることも近いので、解禁された際には是非、取り扱ってほしい」と発言しました。
 マシュー・ケンタン氏からは「活カキについては、消費ニーズが高いので、解禁されたら是非取り扱いたい」と発言があり、日本から初となる活カキ輸出の販路開拓のきっかけができました。

5 シンガポール現地関係者との夕食会
(1)日時
 平成30年11月16日(金曜日)18時30分から20時30分まで
(2)場所
 銀座ライオンシンガポール
(3)参加者
(相手方)
 ジェトロシンガポール事務所 所長 石井 淳子
 自治体国際化協会シンガポール事務所 所長 天利 和紀
 JNTOシンガポール事務所 所長 佐藤 克文 ほか 計14名
(当方) 
 三重県知事 鈴木 英敬
 三重大学 副学長 西村 訓弘 ほか 計10名
(4)概要
 冒頭、鈴木知事から「知事として初めてのシンガポール訪問であり、活カキの輸出に向けて関係者を訪問し良い回答を得ることができた。美味しい三重県産活カキがシンガポールにお住いの皆様にお届けできるよう、関係者と連携して、しっかりと取り組んでいきたい。」といった挨拶を行いました。
 現地関係者を代表し、ジェトロシンガポール事務所石井所長から「この夕食会の前に行われた、カキのプロモーションで鈴木知事のプレゼンテーションを聞かせていただき三重県産活カキの魅力がよくわかった。ジェトロとしても、着実に輸出が進むよう、三重県産カキを始めとする三重県からの農林水産物・食品の輸出をサポートしていきたい。」といったご挨拶がありました。

関連資料

  • 11月16日の写真(PDF(559KB))

本ページに関する問い合わせ先

三重県 雇用経済部 企業誘致推進課 海外展開支援班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁8階)
電話番号:059-224-2499 
ファクス番号:059-224-2221 
メールアドレス:kaigai@pref.mie.lg.jp 

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