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平成26年04月01日

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魚種解説

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マサバ

標準和名

マサバ
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学名

 Scomber japonicus

地方名

ひらさば

分類

スズキ目サバ科サバ属

特徴

体側正中線上に黒色の斑点がないか,あっても背側の縞模様と連続する。背びれ第9棘までの基底長は尾叉長の12%以上。体の断面はゴマサバに比べ側扁する。

漁法

まき網、定置網ほか

来遊時期と魚体(2004~2013年の合計)

夏から秋は尾叉長30cm未満の未成魚が主体で、それらの群れは熊野灘に比較的長期間滞留する。冬から春は32~40cm程度の成魚が来遊する。
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由来の異なる加入群と資源の主体

夏秋季に漁獲される0歳魚は複数の峰をもった体長組成を示し、それぞれ生まれ時期の異なる沿岸加入群と推定される。一方、冬春季に漁獲される明け1歳魚はゴマサバ同様遅生まれの沖合い加入群と推定される。なお、マサバは定置網、まき網いずれにおいても30cm未満ではゴマサバに混じって水揚げされるため、漁獲量として計上されない。また、ゴマサバに比べれば量はごくわずかである。しかし、毎年春季の定置網から出現し、ゴマサバ同様熊野灘で生育していることが確認されている。資源の主体は、ゴマサバ同様沖合い加入群であるが、マサバはゴマサバにくらべ、沿岸加入群の割合がより小さいようである。

近年の漁獲状況

2011年まで20年以上、低水準の漁獲が続いたが、2012年に3歳魚となった2009年級群がまとまって来遊して急増し、翌年も比較的高い水準を維持した。熊野灘では、過去にも資源豊度の高い年級群が3歳、4歳になる春にマサバの漁獲量が多くなる現象が見られている。
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 2016年の漁獲状況

中型まき網による漁獲量は前年および過去10年平均を上回って推移したが、例年どおり6月以降は低調となった。なお、夏秋季には0歳魚がゴマサバと混じって水揚げされることが多いが、近年ではマサバの方が主体となることがある。
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2017年の漁獲状況

 1月の中型まき網による漁獲量は少なかったが、2月は好漁となり、前年および過去10年平均を大きく上回った。

マサバの資源評価

外部リンク(我が国周辺の水産資源の現状を知るために) マサバ太平洋系群

本ページに関する問い合わせ先

三重県 水産研究所 資源管理・海洋研究課 〒517-0404 
志摩市浜島町浜島3564-3
電話番号:0599-53-0016 
ファクス番号:0599-53-2225 
メールアドレス:suigi@pref.mie.lg.jp

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