危険物規制について

一定数量以上の危険物（消防法上のもの）を貯蔵し、又は取り扱う工場、ガソリンスタンド、タンクローリー等の施設には、危険物を取り扱うために必ず危険物取扱者をおかなければなりません。

危険物取扱者とは、危険物取扱者試験に合格し、危険物取扱者免状を受けた者をいいます。免状は甲種、乙種及び丙種の３種類に区分され、それぞれの区分に応じ取り扱うことができる危険物の種類が定められております。

危険物はその性状により１類から６類に分類されており、甲種免状は全ての類、乙種免状は類ごと、丙種免状はガソリン・灯油・軽油・重油など特定の危険物を取り扱うことができます。

危険物取扱い作業に従事している危険物取扱者は、新しい知識・技能の習得のため、基本的には３年以内ごとに保安講習を受けなければなりません。

また、一定数量以上の危険物を貯蔵・取り扱う場合、市町村長等の許可を受けた危険物施設でこれを貯蔵し、又は取り扱うことが必要です。

危険物施設を設置する場合は、その位置、構造及び設備を法令で定める技術上の基準に適合させ、市町村長等の許可を受ける必要があります。

一定数量以上の危険物の貯蔵・取り扱い及び危険物の運搬（運搬は数量に関係なく）についても、法令等において技術上の基準が定められております。

危険物取扱者の試験・免状・保安講習についてはこちら

危険物に関するの許認可・届出等については、所轄の消防本部危険物担当課にお問い合わせください。

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