新型コロナウイルス感染症に関する差別や誹謗中傷をなくす機運を醸成するため、県としてシトラスリボンプロジェクトへの賛同を表明するとともに、県内にシトラスリボンの輪を広げるためのさまざまな取組を行っていきます。
1 シトラスリボンプロジェクトとは
誰もが新型コロナウイルス感染症に感染するリスクがあるなか、たとえ感染しても地域のなかで笑顔の暮らしを取り戻せることの大切さを伝え、感染された方や医療従事者が、それぞれの暮らしの場所で「ただいま」「おかえり」と受け入れられる雰囲気をつくり、思いやりがあり暮らしやすい社会を目指す、愛媛県の有志グループ「ちょびっと19(ナインティーン)+(プラス)」※が進めるプロジェクトです。
※「COVID-19」がもたらす“災禍”の中で、「少しでも+(プラス)を生み出せたら」と願い、松山大学准教授、愛媛大学教授を共同代表として発足したグループ
2 賛同趣旨
シトラスリボンプロジェクトについては、全国の自治体や民間団体等で取組が広がってきているところであり、また、今、同プロジェクトがめざす「感染された方等を温かく迎える地域・社会づくり」ということが、感染拡大防止の面からも、偏見・差別等の防止の面からも非常に大切であることから、同プロジェクトに賛同し、シトラスリボンの輪が広がるよう県として取組を進めます。
3 実施内容・時期
① 県としてシトラスリボンプロジェクトへ賛同(令和3年2月12日から)
県ホームページでシトラスリボンプロジェクトへの賛同の意思を掲載するほか、シトラスリボンプロジェクトの説明、活動趣旨、シトラスリボンの作り方等を掲載し(動画など)、県民の参加を促します。
② 県が作成する人権啓発チラシ等へのシトラスリボンの掲載
③ 職員に取組への参加を呼びかけ
プロジェクトのロゴを入れた職員用名札のデザインを各所属へ配布するほか、リボンの作り方等を職員へ周知し、着用を呼びかけます。
④ 他団体との連携
「連合三重 やさしいキモチ運動」に賛同するとともに、シトラスリボンプロジェクトに賛同する他の団体等とも今後連携していきます。