三重県立美術館では、1956年に福音館書店から刊行された月刊絵本「こどものとも」の絵本原画の展覧会を開催します。本展は、宮城県美術館が所蔵する「こどものとも」の原画コレクションの中から34作家、51タイトル、354点の貴重な絵本原画を紹介するものです。
1.開催要項
(1)展覧会名
宮城県美術館所蔵 絵本原画の世界2022-23
(2)期間
令和5年10月7日(土)から12月10日(日)まで
(3)会場
三重県立美術館 企画展示室
(4)開館時間
9時30分から17時まで(入館は16時30分まで)
(5)休館日
月曜日(ただし10月9日[月・祝]は開館、翌10日[火]は休館)
(6)観覧料
一般1,000(800)円、学生800(600)円、高校生以下無料
※( )内は前売および20名以上の団体割引料金
※家庭の日(10月15日、11月19日)は団体割引料金となります。
(7)主催
三重県立美術館、中日新聞社
(8)助成
公益財団法人岡田文化財団、公益財団法人三重県立美術館協力会
(9)特別協力
宮城県美術館、福音館書店
(10)企画協力
キュレイターズ
2.期間中のイベント
(1)記念講演会
演題:「ふくらむ絵本世界―宮城県美術館の絵本原画コレクションから」
講師:菅野仁美(かんの ひとみ)(本展企画者、宮城県美術館研究員)
日時:10月7日(土)午後2時から ※90分程度
会場:三重県立美術館講堂
定員:150名
※参加無料 先着順(直接講堂にお越しください)
※開場・受付は午後1時30分から
※手話通訳、要約筆記を行います。
(2)三重県立図書館による出張図書館&絵本の読み聞かせ
開催日:10月29日(日)
場所:三重県立術館エントランスホール
【出張図書館】午前10時30分から午後4時30分まで
展覧会関連図書の展示・貸出を行います。利用カードの新規作成も行います。
【絵本の読み聞かせ】午前11時から、午後3時から、 *各回約30分
読み手:三重県立図書館 司書
展覧会出品作の絵本を見て聞いて楽しむ、おはなし会です。
※どなたでも参加できますが、座るスペースが限られているため、立見となる場合がございます。
(3)三重県立美術館学芸員によるスライドトーク
日時:10月21日(土)、11月25日(土) 各日 午後2時から ※各回約40分程度
会場:三重県立美術館講堂
定員:150名
※参加無料 先着順(直接講堂にお越しください)
※開場・受付は午後1時30分から
(4)「ぐりとぐら」とあそぼう!
日時:会期中いつでも
場所:三重県立術館エントランスホール
対象:どなたでも(未就学児は大人と一緒に)
「ぐりとぐら」のお絵かきコーナー
「ぐりとぐら」のぼうしをつくろう!
※混雑状況によっては、変更となる場合がございます。
3.展覧会の内容について
「こどものとも」は芸術性の高い絵本づくりを目指し、1956年に福音館書店が創刊した月刊絵本です。その絵本の魅力として、洋画や日本画、彫刻、漫画など、さまざまな分野で活躍する作家たちが絵本づくりを手がけたことがあげられます。作家たちは、ものがたりの表現にふさわしい技法や材料を取りいれながら、これまでにない新しい絵本を生み出しました。
この展覧会では、宮城県美術館の絵本原画コレクションから、「こどものとも」を語るうえで欠かせない名作、そして時代をこえて子どもたちに親しまれている絵本の原画を紹介します。また、構想段階のスケッチや未使用となった原画もあわせてご覧いただきます。