令和04年01月06日
河南師範大学の学生とのオンライントーク 第3回を開催します
三重県・河南省友好提携35周年事業
友好提携締結から35周年を迎えた中国河南省と三重県の大学生が、お互いの地域の魅力や学生生活などをオンラインで語り合うことを通じて、若者同士の交流を深めることを目的に開催する「河南師範大学の学生とのオンライントーク」の第3回(最終回)を下記のとおり開催します。
このイベントは、三重県と中国河南省友好提携35周年事業のひとつとして実施します。
記
1.日時 令和4年1月7日(金) 14時から16時まで
2.内容
(1)参加者自己紹介、最近の話題
(2)テーマ1 年末年始・お正月の過ごし方
(3)テーマ2 中国春節の過ごし方
(4)テーマ3 オンライントークを振り返って、今後の交流に向けて
3.参加者(予定)
・三重県側 4名(三重大学3名、皇學館大学1名)
・河南師範大学 5名
※主催者及び共催者の関係者がオブザーバーとして参加する。
4.その他
・使用言語は日本語
・取材を希望される方は、オンラインミーティングへ参加していただく形で取材できます。
希望する場合は、1月7日午前10時までに国際戦略課へご連絡ください。ミーティング情報を
お伝えします。
5.主催、問合せ先
主催:三重県
共催:三重大学、皇學館大学、河南師範大学、三重県教育委員会
問合せ先:三重県雇用経済部国際戦略課 八太(はった)
電話 059-224-2844 / メール kokusen@pref.mie.lg.jp
第3回は、三重大学から3名、河南師範大学から5名が参加。河南師範大学の学生の進行でスタートしました。お互い簡単な自己紹介をしたあと、今回は日本と中国、お互いの国の「お正月(春節)」をテーマにそれぞれ紹介していただきました。大掃除やお年玉、年末のテレビ番組など、日本にも中国にも共通している文化もあれば、日本ではお正月といえば「おせち」や「お雑煮」ですが、中国では「魚」「餃子」「肉団子」を食べるなど、違っている面もあり、お互いが頷いたり驚いたりしていました。また、中国では日本でいう「年末年始」よりも旧暦の元旦にあたる「春節」のほうが盛大にお祝いされるそうです。
河南師範大学の学生が「春節」のいわれや習慣についても詳しく説明してくれました。爆竹を鳴らすなど、日本にはあまり馴染みのない習慣が多く、三重大学の学生も積極的に質問していました。
また、中国の学生からは「インターネットが発達している現代でも、はがきで年賀状を出すのですか?」や、日本の学生から「お年玉を電子マネーで渡すことが増えていると聞きましたが、本当ですか?」など、時代の変化に関する質問も出ていました。時代とともに文化や慣習が変わっているのは日本も中国も同じのようです。
中国の学生からは年末年始までアルバイトをしてすごす日本の学生に驚く声も出ていました。中国ではそこまで熱心にアルバイトをする学生は少ないそうです。
最後に、一年間このオンライン交流会に参加した感想を全員が発表してくれました。河南師範大学の学生からの感想を紹介します。「インターネットを通して海や山を越え、交流することが実現できて楽しい」「お互いのリアルな生活を知られて楽しい」「自分たちの文化について紹介するために改めて文化について勉強できた」「本当は留学に行く予定だったがコロナで行けなくなったけれど、こうして交流ができてうれしい」「日本の学生はアルバイトをたくさんできてうらやましい」「私も日本の学生のように一人暮らしをしてみたい」「これからもこのような交流を続け、相互理解を深めていきたい」/三重大学の学生からの感想を紹介します。「オンラインで文化を共有できるという貴重な経験ができた」「違うところもあるけれど、日本と中国の文化は似ていると感じた」「日本のことを勉強してくれて、日本に興味を持ってくれてうれしい」「中国に行ってみたくなった」
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