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■県民の皆さんから寄せられた「声」の概要■
伊賀地域の医療体制について、津などの中勢地域と比べてあまりにも差が大きいと思います。
不便な道路もある中、時間とお金をかけて多くの方が他府県の病院に通院されているように思います。
地域内の病院について非難しているわけではありませんが、改善してほしいです。
●医療保健部 医療政策課
<県の考え方・取組・方針>
このたびは貴重なご意見をいただきありがとうございます。
本県では、病院や診療所の病床整備を図るための基本的な圏域として、4つの2次医療圏(北勢、中勢伊賀、南勢志摩、東紀州)を定めています。
また、地理的な背景や生活圏域などを考慮し、よりきめ細かに地域の実情をふまえた協議がなされるよう病床の機能分化・連携を推進する区域として8つの構想区域を定めています。
中勢伊賀医療圏では津構想区域(津市)と伊賀構想区域(伊賀市・名張市)でそれぞれ地域の医療提供体制について関係者との協議を重ねています。
ただ、ご指摘のとおり、県内において、区域外または県外への患者流出の比較的多い地域がいくつかあり、伊賀区域もその一つです。
今後も85歳以上の高齢者が増加していくことが見込まれており、地域において限られた医療資源の中で、質の高い効率的な医療提供体制を構築していく必要があります。
いただいたご意見もふまえつつ、引き続き関係者との丁寧な協議を進め、県民の方々が住み慣れた地域で暮らし、必要なときに適切な医療を受けられる環境の維持、充実に取り組んでまいります。
<三重県総合計画>
【政策】医療・介護・健康
【施策】地域医療提供体制の確保
【事業】地域医療構想の実現
■県民の皆さんから寄せられた「声」の概要■
土曜日の午後に子どもが突然嘔吐し、かかりつけ医や大多数の病院が休みのため、救急医療情報センターへ電話し、診察していただける病院を二つ紹介していただきましたが、電話で確認したところ、どちらも診察できないとのことでした。
両病院ともその日がたまたま診療できないのではなく、いつも断っているとのことでした。
その旨を救急医療情報センターに伝え、再度病院を紹介されましたが、かなり遠方の病院だったため、診察を受付している病院を自分で探して見つけ、対応していただきました。
救急医療センターのホームページには「今、診てもらえる医療機関の案内を受けることができます。」とありますが、なぜ対応できない病院を紹介したのでしょうか。
●医療保健部 医療政策課
<県の考え方・取組・方針>
このたびは、三重県救急医療情報センターの利用に関して、ご不便、ご迷惑をおかけしたことを
お詫び申し上げます。
本県では、救急医療情報センターのコールセンターにおいて、三重県救急医療情報システムに参加
登録している医療機関が入力する診療可否情報に基づいて、県民の皆さまに、今診てもらえる医療機関をご案内しているところです。
今回のご連絡を受け、当該医療機関に確認しましたところ、診療時間を短縮していることや、救急対応できる診療科目を変更しているにもかかわらず、所定の変更手続きをしていなかったことが原因と分かりましたので当該医療機関より変更手続きを実施いただいたところです。
また、ご自身で探していただいた医療機関は、診療可否情報が適正ではなかった、もしくは、三重県救急医療情報システムに参加登録していなかったことから、コールセンターによる案内ができなかったと推測されます。
三重県救急医療情報システムに参加している各医療機関は、診療科目や診療時間などの医療機能情報を年に1度(変更があったときはその都度)、県に報告することになっており、引き続き、適切に報告いただけるよう、周知に努めてまいります。
本県においては、初期救急医療体制の充実のため、救急医療情報システムに参加登録いただける医療機関数が増加し、適切にご案内ができるよう取り組んでまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
<三重県総合計画>
【政策】医療・介護・健康
【施策】地域医療提供体制の確保
【事業】救急医療等の確保
■県民の皆さんから寄せられた「声」の概要■
三重県ではがん患者に限定した助成となっていますが、がん患者以外にも助成が認められている自治体もあり、アピアランス(外見)ケアの必要性はがん患者に限られるものではないと思います。
治療困難な脱毛症等により、高額なウィッグを数年ごとに買い替えることは、経済的に非常に大きな負担になるのではないでしょうか。
また、当事者自身がウィッグを使用していること自体をオープンにしにくく、当事者自身が強く訴えることは非常にハードルが高いと思われることから、保険適用などを含む各種支援について、県や県民の代表である議員の皆さま方に問題を認識していただき、なんとか対応をお願いできればと思います。
具体的には以下の2点について是非対応をお願いします。
1 医療用ウィッグについて、助成対象を脱毛症等のがん患者以外にも拡大することと、助成金額の増額や申請回数の上限緩和をお願いします。
2 医療用ウィッグについて、保険適用や医療費控除の対象とするよう、県・県議会を通じた国等への要請をお願いします。
●医療保健部 医療政策課
<県の考え方・取組・方針>
このたびは貴重なご意見をいただきありがとうございます。
アピアランスケアは社会とのつながりを保ち、自分らしく生活を送るために重要であると認識しており、令和5年度からがん患者の方を対象にウィッグ等の購入費助成を開始しました。
近年がん治療が進歩する中で、治療を受けながら社会生活を続ける方が増加しています。その後押しを行い、療養生活の維持・向上を図る観点から実施しているものです。
一方で、ご意見をいただいたとおり、脱毛によるウィッグを必要とする方はがん患者の方のみに限らないということは承知しており、頂戴したご意見もふまえて以下のとおり検討してまいります。
いただいたご意見の1につきましては、県内で購入費助成を実施している市町が順次増えているところであり、当該市町においては、県の補助に上乗せして助成が実施されています。実施する市町が今後も広がるように働きかけていきます。
また、対象者や申請回数の拡大につきましては、先行する自治体や実態の把握に努めていきますが、当事者の方から声をあげることがなかなか難しいというご意見も受け止めたうえで、検討していきたいと考えています。
ご意見の2につきましては、国としてウィッグ等の購入費に関する助成制度を設けることを県から国に対して要望しているところです。ウィッグ等の購入が保険適用となった場合、行政として助成を行うことが難しくなることも考えられます。こうしたことも踏まえ、ウィッグ等を必要とする方の負担を少しでも軽くできるような方法を、国に対して引き続き要望していきたいと考えています。
また、県議会にもご意見を共有させていただきます。
よろしくお願いいたします。
<三重県総合計画>
【政策】医療・介護・健康
【施策】地域医療提供体制の確保
【事業】がん対策の推進
■県民の皆さんから寄せられた「声」の概要■
海に面した三重県は漁業関係者と猫との関わり方に昔からの慣習があるようですが、地域住民間でトラブルが絶えない地域では深刻な地域猫問題があるように思います。
将来に向けて繁殖異常の抑制にもなることから、子猫に関して、相談窓口をもっと充実して譲渡に向けて力を入れて頂きたいです。
また、基金等によるTNR(捕獲器などで捕獲し、不妊・去勢手術を行い元の場所に戻すこと)活動はぜひ、モバイルスペイ(獣医師と獣医療機器を載せた手術車が、活動家等により要請された場所に伺い、その場で不妊去勢手術を行うこと)に変更していただきたいです。
現行では、手術前後の数日、空腹のまま拘束されて劣悪環境で過ごしたり、負担の大きい長距離移動をさせられているように思います。
保健所が子猫を引き取らずカウントされていないものもあるようで、活動家や一般の県民の自費によるTNR活動もあるように思います。
ぜひ、動物愛護の観点から改善をお願いします。
●医療保健部 食品安全課
<県の考え方・取組・方針>
お問い合わせをいただきまして、ありがとうございます。
三重県では、平成26年度から「さくらねこTNR」(TNR先行型地域猫活動)を実施し、猫の殺処分数の減少や地域における飼い主のいない猫に起因するさまざまな問題の解決に向けて取り組んでいます。
現在、地域住民、ボランティア、市町、関係団体等さまざまな主体との協働事業として、クラウドファンディングでいただいた寄附金等も活用し、毎年度1,200~1,300匹の飼い主のいない猫の不妊・去勢手術を継続して実施しています。しかしながら、各保健所には、それ以上に多くの支援依頼が寄せられているため、少しでも多くの支援ができるよう地域ごとに調整を行っているところです。また、県の事業とは別に、TNR活動の支援や不妊・去勢手術費用の助成を行っている市町もありますので、そちらもご活用ください。
子猫に関しては令和3年度から「子猫育成サポーター」の募集を開始しており、自活できない子猫の育成をサポーターに一時的に依頼し、譲渡できる大きさになるまで育成を行い、新たな飼い主への譲渡につなげる取組みを実施しています。令和5年度は19名のサポーターの方々に協力いただき、114匹の子猫を育成し、譲渡を行うことが出来ました。令和6年度についても、引き続きサポーターの方々の協力の下、取り組みをさらに強化したいと考えています。
現在、県ではモバイルスぺイは実施していませんが、動物愛護推進センター「あすまいる」で行う手術の他、それぞれの地域の協力動物病院で実施している手術もあり、実施地域の実情に応じて事業を行っています。何卒ご理解いただきますようよろしくお願いします。
<三重県総合計画>
【政策】暮らしの安全
【施策】食の安全・安心と暮らしの衛生の確保
【事業】人と動物の共生環境づくり