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令和07年10月29日

池ノ谷古墳
潟湖に臨む有力者の墓

 津市の阿漕浦に面した藤方はかつて藤潟と呼ばれており、港としても利用可能な潟湖が存在したと考えられています。池ノ谷古墳は、その潟湖を見下ろす段丘上に築造された古墳です。墳形は前方後円墳で全長は約90mあります。
 かつて宅地開発により、前方部の一部が破壊されましたが、現在は市指定史跡となっており、保存が図られています。
 これまでに埋葬施設の発掘調査は行われておらず、副葬品については知られていません。ただ、墳丘の一部の調査が行われており、円筒埴輪の破片が出土しています。出土した埴輪の特徴から、この古墳は古墳時代前期の終わりごろに築造されたと考えられます。

 津市域では数少ない前期古墳で、墳丘の規模も大きいことから、海上交通などにも関わっていた、地域の有力な人物が葬られているものと推測されます。 

                          
墳丘の様子

おもな時代:古墳時代前期
遺跡の所在地:津市垂水

本ページに関する問い合わせ先

三重県 埋蔵文化財センター 活用支援課 〒515-0325 
多気郡明和町竹川503
電話番号:0596-52-7034 
ファクス番号:0596-52-7035 
メールアドレス:maibun@pref.mie.lg.jp

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