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令和07年12月26日

石包丁(いしぼうちょう)【片野遺跡(津市)】

 「包丁」というと、用途は調理と思いがちですが、石包丁は弥生時代に稲刈りに用いたものです。田の中の稲が実ったところから順に、石包丁で稲穂部分だけを刈り取っていったと推定されています。
 教科書などでも、弥生時代の稲作に関わる道具としてよく取り上げられる著名な石器ですが、実は三重県では伊賀地域を除いてあまり使用されておらず、写真のような完形品は稀です。代わりに木製品や打製石器が使用されたようです。
   
                 石包丁<片野遺跡(津市)>

              
                    穂首刈りの様子(想像図)

おもな時代:弥生時代中期
遺跡の所在地:津市一志町片野
発掘調査報告書のリンク:『片野遺跡発掘調査報告』(1985年)

本ページに関する問い合わせ先

三重県 埋蔵文化財センター 活用支援課 〒515-0325 
多気郡明和町竹川503
電話番号:0596-52-7034 
ファクス番号:0596-52-7035 
メールアドレス:maibun@pref.mie.lg.jp

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