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令和08年02月19日

内垣外遺跡
三重県内最古級の遺跡

 三重県内では、発掘調査によって旧石器時代の遺跡の様子が判明した事例はごくわずかです。その数少ない事例の一つが、平成8・9年度に発掘調査が行われた内垣外遺跡(うちがいとういせき)です。
 発掘調査では、まず縄文時代や室町時代の遺構・遺物が検出され、さらに掘り下げたところ、旧石器時代の遺構・遺物が発見されました。
 遺構としては、狭い範囲に礫が集中する礫群が1箇所確認されています。この礫群には、火を受けた礫や炭化物も混じっていました。そして、礫群と同じ土層などから、チャート製の石器・剥片などが500点ほど出土しました。
 重要なのは、約3万年前に九州地方の火山から噴出し広域に降下した姶良丹沢火山灰が、礫群と同じ土層に含まれていたことです。これにより、礫群や石器はその前後の時期のものと推定されました。姶良丹沢火山灰との時期的な関係がうかがえる事例としては県内唯一であり、また県内最古級の遺跡といえます。


                      発掘調査区の様子


                   出土した石器類

おもな時代:旧石器時代後期
遺跡の所在地:多気町相鹿瀬
発掘調査発掘調査報告書のリンク:『内垣外遺跡発掘調査報告』(1997年)

本ページに関する問い合わせ先

三重県 埋蔵文化財センター 活用支援課 〒515-0325 
多気郡明和町竹川503
電話番号:0596-52-7034 
ファクス番号:0596-52-7035 
メールアドレス:maibun@pref.mie.lg.jp

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