松阪市の小谷13号墳は、古墳時代中期の築造とみられ、副葬品として鉄刀や鉄鏃、甲冑などの武器・武具が多く出土しました。中でも短甲は「三角板鋲留短甲(さんかくいたびょうどめたんこう)」と呼ばれるもので、渡来人の技術による日本独自の短甲と考えられています。また、蝶番の部分が長釣壺式(ながつりつぼしき)となっていて、全国的にも珍しいものとなっています。

古墳時代の鉄製品(短甲・鉄刀・鉄鏃など)【小谷13号墳(松阪市)】
おもな時代:古墳時代中期
遺跡の所在地:松阪市嬉野天花寺町字小谷
発掘調査報告書のリンク:
天花寺丘陵内遺跡群発掘調査報告Ⅵ
天花寺城跡・小谷赤坂遺跡・小谷古墳群(第6・7次調査)(2005年)