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令和08年04月14日

筆ヶ崎西遺跡
古代の鍛冶工房

 筆ヶ崎西遺跡は、新名神高速道路・東海環状自動車道の新四日市JCTの建設に伴って発見された遺跡です。以前から知られていた筆ヶ崎古墳群の発掘調査の際に、周囲に飛鳥時代から奈良時代にかけての集落が広がることが判明し、筆ヶ崎西遺跡と名づけられました。
 筆ヶ崎古墳群とともに発掘調査が行われ、多くの竪穴建物や掘立柱建物がみつかりましたが、これらの建物は筆ヶ崎古墳群の造営後、それほど時間を置かずに古墳の周りに建てられはじめたようです。古墳を造った集団と集落を営んだ集団との関係や、当時の人々の墓地に対する意識などが気になるところです。
 そして、最も注目されるのは、内部に2基の鍛冶炉を設けた、飛鳥時代から奈良時代初頭の鍛冶工房とみられる竪穴建物が発見されたことです。県内ではこの時期の鍛冶炉の事例は稀なため、うち1基は切り取って持ち帰り、保存処理を施して三重県埋蔵文化財センターで保管しています。
     
                    鍛冶工房とみられる竪穴建物


                  
切り取って保存された鍛冶炉

おもな時代:飛鳥時代から奈良時代
遺跡の所在地:東員町長深、四日市市小牧町
発掘調査発掘調査報告書のリンク:
筆ヶ崎古墳群・筆ヶ崎西遺跡(第4・5・7次)発掘調査報告』(2019年)
筆ヶ崎古墳群・筆ヶ崎西遺跡(第2・3・6次)発掘調査報告』(2021年)

本ページに関する問い合わせ先

三重県 埋蔵文化財センター 活用支援課 〒515-0325 
多気郡明和町竹川503
電話番号:0596-52-7034 
ファクス番号:0596-52-7035 
メールアドレス:maibun@pref.mie.lg.jp

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