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令和08年07月03日

辻子遺跡
弥生時代のムラと水田

 辻子遺跡は、朝日丘陵南側に形成された小さな谷の出口付近の、緩やな傾斜地に立地する遺跡です。伊勢湾岸自動車道の建設工事などに伴って、数回の発掘調査が行われています。

 発掘調査では、弥生時代後期初頭の竪穴建物や水田が検出されました。水田は一区画の面積がかなり小規模で、小さいものは6㎡、大きいものでも25㎡を少し超える程度とみられます。地形の緩やかな傾斜を利用して、高いところの区画から低いほうの区画へと順次水を流していたようです。弥生時代の水田は津市森山東遺跡などでもみつかっていますが、三重県内ではまだ調査事例が少なく、当時の稲作の技術を探るうえで貴重な成果です。
 また、この遺跡では平安時代後期から鎌倉時代にかけての掘立柱建物が多数検出されています。特に平安時代後期~末ごろには大型のものが複数建てられていたようで、有力者層が居住していた可能性が考えられます。


                     弥生時代の水田跡

おもな時代:弥生時代後期・平安時代後期~鎌倉時代
遺跡の所在地:朝日町埋縄・四日市市広永町
発掘調査報告書のリンク:『辻子遺跡発掘調査報告』(2004年)
            『間ノ田遺跡・辻子遺跡(第4次)発掘調査報告』(2005年)

本ページに関する問い合わせ先

三重県 埋蔵文化財センター 活用支援課 〒515-0325 
多気郡明和町竹川503
電話番号:0596-52-7034 
ファクス番号:0596-52-7035 
メールアドレス:maibun@pref.mie.lg.jp

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