行財政改革の推進
「みえ元気プラン」と一体になった三重県行財政改革取組
行財政改革については、「強じんな美し国ビジョンみえ」の基本理念である「強じんで多様な魅力あふれる『美し国』」の実現に向けて、これまでの行財政改革の成果や課題をふまえつつ、「県政運営にあたっての基本姿勢」に基づき、ポイントを絞って重点的に進めていきます。限られた人員や予算等で、新たな行政課題や多様化する県民ニーズ、災害等にも迅速かつ的確に対応し質の高い県民サービスを提供していくため、DXの推進や人づくりによる仕事の進め方改革の推進、コンプライアンスの推進、持続可能な行財政基盤の確立等に向けた取組を進め、県民の皆さんから信頼される県行政を推進していきます。
取組期間
令和4年度~令和8年度
取組の3本柱と注力する取組
仕事の進め方改革の推進(新しい働き方の推進) ~質の高い県民サービスの提供~
業務の効率化や多様な働き方の実現等により、職員一人ひとりの能力が最大限に発揮できるよう仕事の進め方改革を進め、組織力の向上により質の高い県民サービスを提供していきます。
(1)DXの推進による質の高い業務遂行
デジタル技術を活用した業務プロセス改革や庁内におけるデジタルコミュニケーション、テレワークなど職員の多様で柔軟な働き方を実現するためのデジタルツールの整備・運用を進めるとともに、質の高い行政サービスを実現するための情報通信基盤の整備を進め、複雑化・多様化する県民ニーズに対応していきます。また、県庁におけるDXを支える人材の確保・育成に取り組みます。
(2)未来を切り開くため積極果敢に挑戦する人材育成と能力が発揮できる組織風土づくり
複雑・多様化した行政課題や県民ニーズに対応できる人材の育成を進めるとともに、多様な職員間の対話や知恵を通じて、風通しがよく業務改善に意欲的に挑戦する組織風土づくりを進めます。
また、テレワークの定着など職員の柔軟な働き方を実現し、多様な職員が能力を発揮できる職場づくりを進めていきます。
コンプライアンスの推進 ~県民の信頼をより高めるために~
県民の皆さんからの信頼をより高めていくため、職員のコンプライアンス意識を向上させるとともに、的確な業務の進め方を徹底するなど、全庁をあげてコンプライアンスの推進に取り組みます。
(3)コンプライアンス意識の向上
全庁的な推進体制を確立するとともに、コンプライアンスを「自分事」ととらえることにより職員一人ひとりのコンプライアンス意識を向上させ、不適切な事務処理や不祥事の防止につなげます。
(4)組織として的確に業務を進める仕組みの徹底
内部統制制度の着実な運用や、業務に関する専門知識の習得のための研修等により、組織としての事務処理能力を向上させ、不適切な事務処理の防止につなげます。
持続可能な行財政基盤の確立 ~持続可能な行財政運営~
限られた人員や予算等で、喫緊の課題に的確に対応しつつ持続可能な行財政運営が確保できるよう、組織体制の整備と、県財政の基盤強化に向けた取組を進めます。
(5)新たな課題等に対応できる組織体制の整備
県政を取りまく新たな課題や、複雑かつ多様化する行政課題に対し、迅速かつ的確に対応できる効果的・効率的な組織体制を整備します。
(6)県財政の基盤強化
機動的な財政運営が確立できるよう、経常的な支出の抑制を図るとともに、歳入面においては県税収入の確保に加えて多様な財源確保の取組を継続します。
取組のイメージ図
取組実績及び年度計画
令和4年度取組実績及び令和5年度計画(令和5年度県政レポート第5章)令和5年度取組実績及び令和6年度計画(令和6年度県政レポート第5章)
第三次三重県行財政改革取組
「みえ県民力ビジョン」に掲げた「県政運営の基本姿勢」に基づきさらなる変革を促進するため、「スマート改革の推進」、「コンプライアンスの推進」、「持続可能な行財政運営の確保」を柱として、全庁的に推進します。取組期間
令和2年度~令和5年度(令和3年度末で終了)
取組の3本柱
~「協創」の取組を進め、県民に成果を届けるために~
【スマート改革の推進】
「挑戦する風土・学習する組織」づくりに取り組むとともに、真の働き方改革に挑戦しながら、生産性の向上と正確性の確保を両立させたスマート自治体に向けた取組を進めます。職員は企画立案業務や県民への直接的なサービスの提供など、職員でなければできない業務に注力できることで、職員の働き方の質が変わり、課題解決に向けて自ら積極的に取り組み、職員全体の意欲・能力の向上による組織力の向上によって、よりよい県民サービスの提供につなげていきます。
また、組織的に業務を進める風通しの良い職場づくりに向けて、コミュニケーションの活性化に取り組みます。
~県民の信頼をより高めるために~
【コンプライアンスの推進】
県民の皆さんからの信頼を回復し、より高めていくために、コンプライアンス推進体制を確立するとともに、職員一人ひとりのコンプライアンス意識や事務処理能力を高め、的確な業務の進め方を徹底するなど、全庁をあげてコンプライアンスの推進に取り組みます。
~県財政の健全化に向けて~
【持続可能な行財政運営の確保】
県財政の健全化に向けて、県財政の基盤強化と機動的かつ弾力的な行財政運営の確立に向けた取組を進めます。また、県民に成果を届けることができるよう、多様化する県民ニーズに応えるための取組を進めます。
取組のイメージ図
具体的取組内容
具体的な取組内容については、以下のPDFファイルをご覧ください。
第三次三重県行財政改革取組<令和2年3月策定>
令和3年度 進捗状況(上半期・年度(確定版))
令和2年度 進捗状況(上半期・年度(確定版))
第三次三重県行財政改革取組(最終案)
第三次三重県行財政改革取組(仮称)中間案
意見募集(パブリックコメント)
「第三次三重県行財政改革取組(仮称)」中間案について、「県民等の意見を行政に反映させる手続きに関する指針」に基づき、中間案に対して、県民の皆さんからご意見をいただきました。
・「第三次三重県行財政改革取組(仮称)」中間案へのご意見について
・県民の皆さんからのご意見(パブリックコメント)と県の考え方について
第二次三重県行財政改革取組
「三重県行財政改革取組」の成果と課題、現在の社会経済情勢を踏まえた改革の必要性を踏まえ、県民サービスの向上に向けて、「みえ県民力ビジョン」の基本理念を実現するための県政の展開として掲げた「県政運営の基本姿勢」に基づく変革をさらに促進するための取組を、ポイントを絞って重点的に進めることとします。取組期間
平成28年度~平成31年度
取組の3本柱
- 「協創・現場重視の推進に向けて」
職員が現場を重視し、さまざまな主体との協創を推進することができるような「人材育成」「仕組み化」「実践体験」につながる取組を推進することで、県が行う事業・業務における協創が促進されるような環境整備を進めます。 - 「機動的で柔軟かつ弾力的な行財政運営に向けて」
社会情勢の変化等に伴い、今後もさまざまな行政ニーズが時代の要請として増大することが想定され、義務的経費の増加を背景とした極めて硬直的な財政状況における限られた経営資源の中で、それらにスピード感を持って的確に対応できる行財政運営の取組を進めます。 - 「残された課題への的確な対応に向けて」
「三重県行財政改革取組」において取り組んだもののうち、社会情勢の変化等に伴い、さらなる改革の推進が求められている取組について、残された課題への的確な対応を進めます。
第二次三重県行財政改革取組のイメージ図
具体的取組内容
具体的な取組内容については、以下のPDFファイルをご覧ください。
三重県行財政改革取組
「自立した地域経営」を実現することにより、「みえ県民力ビジョン」の着実な推進につなげるため、「人づくりの改革」、「財政運営の改革」、「仕組みの改革」の3つを柱とする「三重県行財政改革取組」を新たに策定しました。(平成24年3月23日)
取組期間
平成24年度~平成27年度
取組の3本柱
- 現場を重視し、県民の皆さんと共に「協創」の取組を進める、高い意欲と能力を持った人材を育てる「人づくりの改革」
- 将来世代に負担を先送りしない、持続可能な財政基盤の確立に向けた「財政運営の改革」
- 時代の変化に対応し、県民の皆さんに成果をより届けることができる「仕組みの改革」
基本的な考え方イメージ
具体的取組内容
具体的な取組内容については、以下のPDFファイルをご覧ください。
→ 三重県行財政改革の策定プロセスはこちら
→ これまでの三重県の行財政改革はこちら