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■県民の皆さんから寄せられた「声」の概要■
私は水産卸売業を営んでいますが、今年は英虞湾のマガキの出来が悪く、粒が小さかったことが気になっています。下水道整備で海がきれいになりすぎたのではないでしょうか。アコヤガイのへい死の問題と関係があるかもしれないと思います。
●農林水産部 水産資源・経営課
<県の考え方・取組・方針>
アコヤガイのへい死問題に関しまして、ご意見ありがとうございます。
昨年夏季に発生したアコヤガイの大量へい死について、県が実施した調査からは、冬季の海水温が高く推移したことや、春から夏にかけて貝の餌となるプランクトンが少なかったことなどが、へい死の発生に影響した可能性が考えられました。
海の汚れ(きれいさ)の度合いをみる指標である栄養塩量は、プランクトンの増殖に影響を与える要因の一つですが、県水産研究所で実施してきた調査から、過去約25年間で、英虞湾の栄養塩量が低下してきているという明らかな傾向は確認されていません。
一方、近年、様々な海域において、栄養塩不足による漁業への影響が懸念されてきており、今後、栄養塩量の変化が漁業に与える影響などについても検討を進めていきたいと考えております。
<三重県総合計画>
【政策】農林水産業
【施策】水産業の振興
【事業】その他
●県土整備部 下水道事業課
<県の考え方・取組・方針>
ご意見ありがとうございます。
下水道の浄化センターから処理した水を放流する際には、法令等により決められた「放流水質基準」を守る必要があります。
英虞湾周辺には、志摩市の神明浄化センター等がありますが、この基準を守るように運転管理が行われています。
ご意見いただいた内容については、志摩市と情報共有を図ります。
<三重県総合計画>
【政策】環境を守る
【施策】大気・水環境の保全
【事業】生活排水対策の推進
■県民の皆さんから寄せられた「声」の概要■
三重県に来航する外国クルーズ客船は増えつつありますが、それに対する三重県の対応が十分でないと感じます。そこで、なぎさまちにクルーズ客船に対応した大型岸壁を備えた公共施設を新設することを提案します。
現在、名古屋や横浜、東京など日本の主要都市でもクルーズ船に対してかなり力を入れているので、三重県も豊富な観光産業を活かして力を入れるべきだと思います。
●県土整備部 港湾・海岸課
<県の考え方・取組・方針>
ご意見ありがとうございます。
三重県の管理する港湾では、外国のクルーズ客船を受け入れる十分な大きさの岸壁、水深がないため、津なぎさまちを含む津松阪港をはじめ、鳥羽港、尾鷲港へクルーズ船が寄港する場合は、水深が十分にある沖合に船舶を停泊のうえ、小型船(テンダーボート)にて接岸することで対応しています。
現状では、施設の老朽化対策や耐震対策を中心に事業を進めているため、ご提案いただいているような大型岸壁を整備することは困難な状況です。
三重県としましては、引き続き既存の施設を安心して活用していただけるよう適正に管理していきますので、今後とも、三重県の港湾行政に対するご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。
<三重県総合計画>
【政策】安心と活力を生み出す基盤
【施策】道路網・港湾整備の推進
【事業】県管理港湾の機能充実
●雇用経済部 観光魅力創造課
<県の考え方・取組・方針>
三重県では、クルーズ船寄港に際し、オール三重で、港での受入対応の充実・強化に取り組み、乗船客や乗組員の満足度向上を図るとともに、乗船客を県内各地へと誘客し、地域の消費拡大につなげるため、平成30年4月に「 三重県クルーズ船振興連携協議会」を設立し、県内各地域の開催団体等と連携し、取組を進めています。
今後も本県観光の新たなゲートウェイとして、クルーズ船のさらなる誘致と受入体制の向上に取り組んでいきます。
<三重県総合計画>
【政策】世界に開かれた三重
【施策】観光の産業化と海外誘客の促進
【事業】持続可能な観光地づくり