将来のために知っておきたい
思春期に入ると身体面・精神面に変化が訪れ、男女とも子どもをつくることができる身体へ成長します。
人は子孫を残す目的のほか、愛情表現としてもセックスを行いますが、
将来のためにも、妊娠のしくみを正しく理解しましょう!
受精
排出された卵子は卵管をとおり、子宮
※左右にフリックすると表がスライドします。
![この数で卵管へたどり着く精子はわずか100匹程度!](/common/content/000434007.png)
大きさ | 寿命 | 数 | |
---|---|---|---|
精子 | 約0.06mm | 子宮・骨盤の中で 数日~最長14日 |
1回の射精(3ml)で 約1~4億匹 |
卵子 | 約0.1mm | 最長48時間 | 1周期につき通常1個 |
受精卵の移動、
受精卵は細胞分裂をくりかえし、厚くなった子宮内膜へたどり着きます。これを着床といい、妊娠のはじまりです。
次の月経が遅れて、「妊娠かも」と気付くのは妊娠4週目(月経開始予定日が4週0日)です。
妊娠40週0日が分娩予定日となります。37週目0日~41週6日の間に出産になることを
「いつでも子どもはつくれるの?」
妊娠には適齢期があります!
「いつでも子どもはつくれる」と思われがちですが、実は男女ともに年齢を重ねるにつれて妊娠しにくくなることが分かっています。
それは、年齢を重ねるとともに卵子が老化し、精子の機能も低下していくためです。
では、妊娠・出産に適した年齢はいくつでしょうか?
女性は20歳~35歳くらい、男性は40歳くらいまでが適齢期といわれています。グラフを見ると、月経がなくなる
一般的に35歳以上で出産する場合は「高齢出産」と呼ばれ、受精しにくくなったり、流産や早産などの危険性が高くなったりするといわれています。
現代は女性の社会進出が進み、初婚の年齢が遅くなる、
出典:女と男のディクショナリーP.62
妊娠適齢期と卵子の数について
年齢とともに減少していく卵子の数は、妊娠と密接に関係しています。女性がお母さんの子宮の中にいるとき、卵子が1つずつ入っている原子卵胞が一生分の数の約700万個作られます。しかし、生まれるころには約200万個に、そして思春期には約40万個と減少していきます。
卵子は一度作られたら増えることはなく、年齢とともに古くなり老化をはじめます。
一方、精子は毎日つくられるので、卵子のように老化はしませんが、年齢を重ねることでつくることのできる数が少なくなったり、運動率が低くなったりし、妊娠しにくくなってきます。
みんなの声
【将来子どもを欲しいと思う】
![はい56.87% いいえ17.01% 分からない26.12%](/common/content/000433997.png)
![はい 56.87%と半数以上が回答し、将来子どもが欲しいと思っていますね。](/common/content/000434009.png)
【女性は月経がある限り妊娠できると思う】
![はい23.09% いいえ19.07% 分からない56.18% 用語が不明1.66%](/common/content/000433998.png)
![はい 23.09%、分からない・用語が不明 57.84%と、妊娠についてのみんなの認識はあまりない状況じゃ。将来のために理解を深めるのじゃ!](/common/content/000434010.png)
![思春期のみんなに知っててほしい](/common/content/000433711.png)
![いろいろな相談窓口](/common/content/000433713.png)
![0800-200-2555](/common/content/000433714.png)
![090-1478-2409](/common/content/000433715.png)
![059-221-7830](/common/content/000433717.png)
![0120-41-7867](/common/content/000433718.png)