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伊勢志摩サミット三重県民会議

サミット情報

配偶者プログラム

サミット期間中、G7首脳及び欧州連合(EU)議長とともに来県した配偶者には、国が主催した配偶者プログラムが実施されました。視察日程の一部に県民会議事業が選ばれるとともに、関係団体等の協力により、県民参加による配偶者との交流や、県産の菓子等が提供される等、取材プレス等を通じて三重県の情報発信が行われました。

参加配偶者

安倍 昭恵夫人
ヨアヒム・ザウアー・ドイツ首相夫君
ソフィー・グレゴワール=トルドー・カナダ首相夫人
マウゴジャータ・トゥスク欧州理事会議長夫人

プログラム内容

月日 時間 プログラム 場所
5月26日 11:15-13:00 伊勢神宮訪問 伊勢神宮内宮
13:15-14:15 総理夫人主催昼食会 杉風荘(さんぷうそう)
14:35-16:20 ミキモト真珠島訪問 ミキモト真珠島
17:10-17:20 記念植樹
※県民会議主催
志摩観光ホテル
ザ・クラブ敷地内
19:50-21:30 総理夫人主催夕食会 志摩観光ホテル
ザ・クラブ「リアン」
5月27日 11:00-12:15 国際メディアセンター訪問 国際メディアセンター
12:55-14:00 総理夫人主催昼食会 志摩観光ホテル
ザ・ベイスイート「ラ・メール」

※ドイツ首相夫君は国際メディアセンター訪問、カナダ首相夫人は記念植樹をそれぞれ欠席。
 

プログラム概要

(1)伊勢神宮訪問(正宮訪問、神楽鑑賞等)

宇治橋前で神宮附属幼稚園の園児による出迎えを受けた後、正宮を訪問しました。

園児の出迎え

伊勢神宮宇治橋

(2)総理夫人主催昼食会(於:杉風荘)

三重県立相可高校食物調理科の生徒が一流の県産食材をふんだんに用いて料理し、英語のサービスでおもてなしを行い、食事終了後には、配偶者と交流を行いました。料理やサービスは配偶者の方々に非常に好評で、時折、拍手喝采が上がる等、盛り上がりのある雰囲気の中で進められました。
○参加した県民の皆さん
 相可高校生徒9名(調理場、サービス、お茶・お菓子をそれぞれ担当)
 相可高校校長、食物調理科教諭2名
○県産品の活用
 尾鷲ひのきで作られたテーブルやイス、伊賀焼や四日市萬古焼の食器、伊勢形紙で染めたナプキン等

記念撮影

写真(八寸)

(3)ミキモト真珠島訪問

知事、地元首長、海女及び女将団体等による出迎えの後、ミキモト真珠島所属海女の採取デモンストレーション見学、真珠博物館見学、真珠採取体験、休憩、海女との交流、鳥羽九鬼水軍太鼓保存会による太鼓演奏、伊勢音頭体験が行われました。
○参加した県民の皆さん
 海女85名、九鬼水軍太鼓保存会8名、伊勢音頭保存会18名、伊勢っ子23名、
 鳥羽市女将団体9名及び通訳ボランティア5名
【真珠採取体験】
県水産研究所が養殖したアコヤ貝を用い、県水産研究所職員及び真珠島社員の指導により行われ、取り出した真珠は、配偶者にお渡しされました。
【休憩時のお菓子の提供】
県内の障がい者が作った、シフォンケーキ(はあぶ工房together)と伊賀の飛猿サブレ(維雅幸育会ふっくりあモォンマール)が提供されました。
【海女との交流】
鳥羽市及び志摩市の海女一人ひとりと握手をしながら言葉を交わした後、海女代表者と海女の仕事の大変さや自然との共生等についての対談が行われ、海女から命がけでやっていると聞かされた配偶者たちは、「皆さんの勇気を心に留め、国に帰ります。」と感銘を受けられていました。
【伊勢音頭体験】
伊勢音頭保存会と伊勢市の小中学生「伊勢っ子」が踊りを披露した後、配偶者も加わり一緒に輪になって、参加者全員が伊勢音頭を踊りました。その後の記念撮影終了後も配偶者と参加者との交流は続き、夫人に抱きしめられ、感激のあまり涙を見せる子どももいました。

海女との交流

伊勢音頭体験

(4)記念植樹(於:志摩観光ホテル)

県民会議の主催により、志摩観光ホテル内の庭園において、記念植樹を行いました。主催者代表として鈴木知事による歓迎の挨拶の後、地元神明小学校の代表による挨拶、続いて、参加した配偶者、大口志摩市長及び鈴木知事が、神明小学校児童のサポートにより植樹を行いました。
○参加した県民の皆さん:志摩市立神明小学校児童 9名
○植栽樹:ヤマザクラ

植樹

記念撮影

(5)総理夫人主催夕食会

夕食会では、過去に全日本学生音楽コンクールで1位になった、津市在住の中学生の巽千夏さんがバイオリン演奏を披露しました。

(6)国際メディアセンター訪問

国際メディアセンターへの訪問では、知事夫妻が同行し、政府広報展示スペース、三重情報館、パラスポーツを視察されるとともに、竹あかり制作ワークショップが行われました。
○参加した県民の皆さん:
三重県組紐協同組合1名、三重県手もみ茶技術伝承保存会2名
【政府広報展示スペース視察】
アネックス入口にて鈴木知事夫妻等による出迎えの後、視察が行われ、四輪駆動の電動車いすへの試乗等が行われました。
【三重情報館視察】
知事夫妻の案内により館内の視察が行われました。知事がフリクションペンの説明を行った際には、両夫人が高い興味を示し、「このペン欲しい」とのコメントがあり、仮想試着の体験では、ソフィー・グレゴワール・カナダ首相夫人がオレンジ色の着物を仮想試着した際、安倍昭恵夫人が「かわいい」と発言し、場が盛り上がりました。
・映像を用いた海女の説明
・伊賀くみひもの実演視察
・伊勢茶の手もみ実演視察と氷出しのお茶の提供
・知事によるフリクションペンの説明
・仮想試着の体験
・PONTANA(ポンタナ)の体験
※PONTANAとは、観光情報等をスマートフォンやタブレット等で持ち帰ることができる装置。

知事挨拶

伊賀くみひもの実演視察

【パラスポーツ視察】
ボッチャ、車椅子バスケットボールを視察され、その後、伊勢市等の子どもたちとともに、ブラインドサッカー体験が行われました。
【竹あかり制作ワークショップ】
熊本を拠点に活動する竹あかり演出グループ「ちかけん」の企画により、鈴木知事夫妻等も参加し、三重県産の竹を使用して伊勢形紙のデザインを用いた竹あかりの制作が行われました。