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伊勢志摩サミット三重県民会議

サミット情報

三重県産食材等の採用

概要

サミット開催を契機に、県産食材等の需要拡大及び販売促進を図るため、昨年10月9日に、外務省に対して、国の公式行事等への県産食材等の採用提案を行うとともに、外務省への要望後は、ホテル・旅館のほか、国際メディアセンター(IMC)のレストラン等で活用されるよう、提案活動を行いました。
また、サミット開催に際して、警備、消防、医療、現地スタッフ等に対し提供される弁当においても、大規模需要への対応(志摩市、伊勢市、鳥羽市、津市ほか)については、実施事業者の選定に際して、県産米やその他の県産食材について可能な限り使用に努めるよう、企画提案コンペの仕様書に規定するとともに、農林水産部と連携して、県民会議から食材及びメニューの提案等を行いました。
小規模需要への対応においても、地元の小規模な弁当製造事業者による供給が行えるよう、需要が発生するそれぞれの地域の商工団体等との連携・協力を基に、両者のマッチングを促進しました。
(注)大規模需要への対応における実施事業者には、(株)ローソンを代表とする4社による共同事業体及び、(株)セブン-イレブン・ジャパンを代表とする9社による共同事業体を選定。
※平成27年10月9日の外務省への県産食材等の提案について、詳細はこちら≫

採用(活用)実績

(1)首脳会議・配偶者プログラム・IMC

各国首脳ワーキング・ランチ、ワーキング・ディナー、コーヒーブレイク、カクテルなど(概要)
安倍総理大臣夫人主催昼食会、夕食会(概要)
国際メディアセンター ダイニングでの提供メニュー一覧(メニュー一覧飲料一覧
その他、県産品の活用
 (一覧表)

首脳会議・配偶者プログラム・IMCにおいて、県内26市町から、把握可能な範囲では少なくとも269品目の県産食材等(食材・加工品・日本酒)が活用されました。
外務省に提出した推薦リストからは、延べ190品目の県産食材等が活用され、推薦リストに掲載された品目以外でも多くの県産食材等を活用いただきました。
会議用机・イス等の県産品、食器類についても、少なくとも42品目が活用されました。
※推薦リストから採用された延べ190品目の内訳
・市町食材推薦リスト:延べ101品目
・みえフードイノベーションカタログ:延べ57品目
・みえセレクションの推薦リスト及び県産加工食品推薦品リスト:延べ14品目
・日本酒推薦リスト:延べ18銘柄

(2)弁当供給

大規模需要への対応においては、平成28年3月24日~5月29日の期間に、計33万食の弁当が提供され、18品目(重複分除く)が県産食材として活用されました。
弁当供給(大規模需要への対応)における県産食材の活用

また、小規模需要への対応において、志摩市商工会が中心となり市内の弁当製造事業者によって組織した会(志摩市弁当協力会)では、海上保安庁及びサミット関連の支援事業者に対して、平成28年5月12日~29日の期間に、計1万8千食の弁当が供給され、少なくとも10品目が県産食材として活用されました。
【志摩市弁当協力会の弁当に活用された県産食材の品目】
米、豚肉、ぶり、しらす、たこ、わかめ、ひじき、あらめ、あおさ、さば
※事業者ごとに食材を仕入れているため、全てを把握することは困難ですが、確認が取れない部分において、提示品目より多くの県産食材が活用されているようです。